2025/12/14（日）UP
（最終更新：2025/12/14 23:38）

相本は無敗のままTKO勝ちでジャガーポーズ

▼第9試合セミファイナル　DEEPフェザー級 5分3R
●高橋遼伍（KRAZY BEE）
TKO 1R 3分28秒　 ※パウンド連打
〇相本宗輝（ROOM）

高橋のパンチがヒット

　高橋はONEでも活躍したベテランで、25年に開催されたDEEPフェザー級GP決勝1回戦は相本宗輝の計量失格で不戦勝。準決勝ではJTT・五明宏人を判定勝ち。決勝は水野新太に判定で敗れ、今回が巻き返しの一戦となる。

　相本は8戦8勝（6KO）の超新星。25年3月、DEEPフェザー級GP1回戦で高橋遼伍と対戦する予定だったが、減量中に倒れ、病院に搬送されたため欠場に。9月は木下カラテを14秒でKOして復活をアピールした。今回は仕切り直しの対決となる。

相本のパンチがヒットし、最後はパウンドでTKO勝ち

　1Rに相本は、プレスをかけながらインローでダメージを与えていく。高橋は右を当てて、相本から出血させる。それでも相本は下がらずに、インローとパンチを打っていく。打ち合いの中で相本のパンチが入り、高橋がダウン。そのままパウンド攻撃をする相本。すぐレフェリーが試合をストップした。

　TKO勝利の相本は「いい喧嘩ができた。トーナメント一回戦前に失神して、無駄にしてしまったので、受けてくれた高橋さんに拍手を！あと、新居すぐるさんが相手を探しているとか言っているんですけど、しっかり準備して命をかけているので今年は休みます。来年RIZINでやります」とアピールした。

武田が復活勝利で涙

▼第8試合　DEEPフェザー級 5分3R
〇武田光司（TRIBE TOKYO MMA）
一本 1R 4分01秒　 ※チョークスリーパー
●奥山貴大（NEX SPORTS）

奥山は右で攻撃

　レスリング高校五冠の武田は18年にDEEPライト級王者となり、19年4月からRIZINに参戦。24年3月からはフェザー級に転向し、萩原京平、新居すぐるから勝利。25年5月はRIZIN韓国大会でジ・ヒョクミンにKO負けを喫した。

　対する奥山は、シュートボクサーながら柔道のベースがあり、24年12月にシュートボクシングで白川陸斗から一本勝ち。25年9月にもRIZINで大和哲也から一本勝ちを奪った。

最後は武田がチョークスリーパーで勝利

　1Rに奥山は鋭いパンチを見せる。武田はパンチからタックルに入り、そのままテイクダウンから上に乗ってパウンド攻撃。奥山は脱出し、下から蹴り上げて対抗する。だが武田は上からパウンド攻撃。そしてバック奪い、チョークスリーパーに体勢へ。奥山はタップし、武田の一本勝ちが決まった。

　一本勝ちの武田は「ただいま。1年結果でなくて、TRIBE TOKYO に移籍して長南さんにすべて託しました。信じてよかった。やっぱ愛だね。終わったのかと半信半疑の自分がいました。みんな、すげぇー強くてやろうと思って。まだ強くなると思っています。引退するまでTRIBE TOKYOでがんばります。来年はRIZINですかね」と涙の挨拶をした。

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