【UFC JAPAN】堀口が打撃で完勝
大歓声に迎えられて堀口が入場。名前がコールされると、さらに大きな拍手と歓声に包まれた。
1R、堀口は広い足のスタンスでステップを踏みながら前後左右に動き、飛び込んでのパンチを繰り出していく。堀口のワンツーがヒット。パンチと見せかけてのタックルにもいき、ボディ打ちからのハイキックも見せる。
堀口の後ろ蹴りをかわしたケイミュスが組み付いてバックを奪うが、堀口はすぐに離れる。ケイミュスもパンチで前に出てくるが、堀口はステップでかわす。逆に堀口はカウンターで右拳をケイミュスのボディに食い込ませる。1Rは堀口ペースで進んだ。
2R、打ち合いになると堀口が右のパンチを連続ヒット。一気にパンチでラッシュをかける堀口。素早くバックを奪うが深追いはせず、再び打撃の展開に。堀口のパンチを浴びながらもケイミュスは左フックを返してくる。堀口は時折、左ミドルを的確に当てて行く。堀口が右ストレート、左フックでヒットを奪い、ケイミュスは左目上から流血。
3R、ケイミュスのパンチをかわして堀口が左ハイ。その後もケイミュスのパンチをかわしてのパンチや蹴りを放って行く。終盤には飛びヒザ蹴り、左アッパー、左右ミドルと多彩な技を見せる。そして右ストレートでクリーンヒットを奪い、一気にラッシュ。タフなケイミュスは一度下がるも打ち返し、勝敗は判定にもつれ込んだ。
判定はジャッジ三者とも30-27で堀口の完勝。堀口は、「ホッとしています。でもKOを見せられなかったので悔しいです。まだまだチャンピオンにはなれないので、またチャンピオンに挑戦出来るように頑張ります」と、笑顔で勝利者インタビューに答えた。
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