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【RIZIN】シング奮闘もオークストリスがテイクダウンで勝利

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2016/04/17(日)UP

▼第12試合 スペシャルワンマッチ 98kg契約 RIZIN MMAルール 1R10分、2・3R5分
○テオドラス・オークストリス(リトアニア)
判定3−0
●シング“心”ジャディブ(インド/DEEPメガトン級王者)

 年末のRIZINヘビー級トーナメントで3位になったオークストリスと、大みそかにヒョードルと対戦したシングが対戦。シングが12cmも身長で上回り、体型もかなり絞ったように見える。

 1R、いきなり組み付くオークストリスがテイクダウンと同時にマウントを奪う。コツコツとパンチを打ち込んでいくオークストリス。シングはブリッジして逃れようとするが、脇が開いているため身体の力が入らない。

 長くマウントを取られていたシングだが、残り4分近くでシングが上を奪い返すことに成功。オークストリスは下からの三角絞めを狙うが、シングは立ち上がってパウンドを打つ。さらに顔面踏み付けを繰り出したが、惜しくも足は肩に当たる。両者立ち上がり、シングが右ミドルを蹴ればオークストリスは強烈な左フック。シングはグラつく。

 2Rもすぐに組み付くオークストリス。離れるとシングはジャブを出し、オークストリスは左目の下から流血。ドクターチェック後、再開するとオークストリスがタックルでテイクダウンに成功。起き上がるシングがロープに押し込むが、オークストリスの上体がリングの外に出てしまいブレイク。

 再開後、オークストリスがまたもタックルでテイクダウンに成功。マウントを奪われる。抱え込むシング。時折、オークストリスは隙を見てパンチを顔面に連打する。しかし、残り40秒でシングが上を奪い返す。オークストリスは下からの三角絞め。それを解除したシングは上から強いパウンドを打ち込む。

 3Rはシングがオークストリスのタックルを防ぎ、打ち下ろしの右をヒットさせる。オークストリスは流血がひどくなり、顔面が血に染まる。パンチの打ち合いがたびたび見られ、オークストリスのタックルはシングに防がれる。残り2分を切ったところでオークストリスがついにタックルでテイクダウンに成功。

 細かくパンチを打つオークストリスだが、またしてもシングが上下を入れ替えて上になる。残り時間わずかでシングがパウンドを打ったところで試合終了。判定でオークストリスが勝利を得た。

★全試合結果はこちら

写真:(c) RIZIN FF / Sachiko Hotaka

●編集部オススメ記事
・オークストリス衝撃の日本デビュー戦
・大みそかはヒョードルと戦ったシング 

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