【JFKO】男子軽重量級決勝戦 前田勝汰vs加藤大喜
▼男子軽重量級決勝戦
○前田勝汰(新極真会和歌山支部)
延長戦 判定5-0
●加藤大喜(新極真会愛知山本道場)
昨年の決勝戦と同じ顔合わせとなった。両者は今回で8度目の対戦となり、まさに手の内を知り尽くした者同士の対戦。
加藤は左右の下突きから右下段回し蹴りへのコンビネーションを多用し、前田は変わらないペースで突きを打ち続ける。本戦の旗判定は前田に1本のみで延長戦へ。
ここでも前田が突きを打ち続けるが、打ち合いで顔面へ拳が当たってしまい注意1。すると再開後、前田は一気にトップギアへ上げたかのように突きの回転をスピードアップ。凄まじい連打に場内からは大きなどよめきが起こる。終盤には加藤の手が出なくなり、前田が昨年のリベンジを果たした。
前田は「加藤選手には負け越しているので絶対に勝つ気持ちで臨みました。注意をもらって、しんどかったけれどここで行かないと判定で不利だと思ったので力を振り絞ってラッシュしました」と試合を振り返る。実は「大会1週間前に仕事で熊本へ行き、被災地の調査をしていました」と十分な稽古時間が取れなかったことも告白した。
また、「前の試合で兄が優勝したので、自分も優勝するんだという気持ちが強くなりました」と、兄・優輝の中量級優勝も力になったという。
加藤は「突きの勢いの差が出た。今回やった選手の中で一番突きが重かった」と語った。
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