【UFC】アルドがエドガーに勝ち暫定王者に
▼第9試合 フェザー級暫定タイトルマッチ 5分5R
○ジョゼ・アルド(ブラジル/同級1位/元同級王者)
判定3-0 ※49-46、49-46、48-47
●フランキー・エドガー(アメリカ/同級2位/元UFCライト級王者)
※アルドが暫定王座に就く
7度のUFCフェザー級王座防衛に成功してきたアルドであったが、昨年12月に暫定王者コナー・マクレガーに1Rわずか13秒で衝撃のKO負けを喫し、王座統一に失敗。今回が王座陥落からの復帰戦となる。そのアルドに2013年2月に敗れ、二階級制覇を阻まれたのがエドガー。以降は5連勝を飾り、好調を維持する。
1R、先手先手で打撃を放つエドガー。左右の連打から左ローに繋ぐコンビネーションを見せる。徐々にエンジンがかかってきたアルドは、左ジャブで牽制しながらパンチを返す。終盤にアルドの右ストレートがヒット。さらに飛びヒザを2連発で、試合の主導権を握る。
2R、変わらず積極的に前に出るエドガーであったが、タックルを仕掛けたところに、アルドの右ヒザを被弾。エドガーは鼻から出血する。
3R、なおもエドガーがタックルからテイクダウンを試みるも、アルドは巧みにかわす。安定したディフェンスを見せていたアルドであったが、エドガーの右フックを被弾し、一瞬動きが止まる。再びテイクダウンを狙うエドガーに、アルドは強烈な飛びヒザで応戦する。
4R、エドガーは距離を詰めてパンチをまとめるも、なかなかアルドの顔面をとらえることが出来ない。逆に、アルドの伸びのある右ストレートをもらい、顔面が血に染まる。手数と積極性ではエドガーが上回るが、ダメージを与えているのはアルドの印象。
5R、アルドは足を使って逃げながら、正確な打撃を繰り出す。エドガーはパンチをもらいながらも、なおも手数を緩めず前に出る。下がるエドガーに対しては、会場からブーイング。お互い足を止めて打ち合うようになると、アルドの拳が的確にエドガーの顔面をとらえた。
勝利の行方は判定に。有効打の数で上回ったアルドが勝利し、UFCフェザー級暫定王者に輝いた。マイクを手にしたアルドはチームメイトに対する感謝の言葉とともに「僕の狙いは、はっきりしている」と述べ、来場していた正規王者コナー・マクレガーにアピールした。
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