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【ムエマラソン・1回戦】ペットモラコット強し、ヒジで平野を流血葬

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2016/07/29(金)UP

接近戦で切れ味鋭いヒジを放つペットモラコット

▼第3試合TOYOTA -65kgトーナメント1回戦 3分3R
○ペットモラコット・ウォーサンプラパイ(タイ/現プロムエタイ協会ライト級王者)
TKO 2R 1分03秒 ※左ヒジによるカット→レフェリーストップ
●平野将志(インスパイヤードモーション/ICOインターコンチネンタルライト級王者)
※ペットモラコットが準決勝へ進出。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

 ペットモラコットは昨年4月、『WPMF JAPAN』にて梅野源治の挑戦を退けた元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者。タイのビッグマッチ常連の超一流選手で、“近代ムエタイの帝王”と呼ばれるセーンチャイからも勝利を奪ったことがある。現在はルンピニー王者ではなくなっているが、現プロムエタイ協会ライト級王者で2015年TOYOTAムエマラソン・ライト級王者だ。今回は2連覇を狙っての参戦。

 対する平野は元・蹴拳スーパーライト級王者で、現在はICOインターコンチネンタルライト級王者。タイで人気のムエタイ・ ビッグイベント『MAX MUAYTHAI(マックス・ムエタイ)』で2連勝をあげている。前日の記者会見では「1回戦でペットモラコットとやりたい」と発言し、その願いがかなった形となった。

 1R、右ローで先制した平野は組もうとして前に出て来るペットモラコットにパンチを見舞う。長いリーチからのジャブを多用するペットモラコットは組むとヒジを繰り出す。首相撲を振りほどこうとする平野だが抑えつけられてしまう。

 相手の肘打ちで流血する平野。速報動画では2方向から肘打ちが決まるシーンをリプレイ2R、長いリーチからのジャブで平野を仰け反らせるペットモラコットはヒザをボディに突き刺し、接近するとヒジ。組んでの左ヒジを見舞うと平野が流血し、ペットモラコットが圧勝で準決勝へ駒を進めた。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

●全試合結果はこちら

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