【KNOCK OUT】ロートレックがムエタイの底力発揮、梅野敗れる
キックスロード
「KNOCK OUT vol.2」
2017年4月1日(土)東京・大田区総合体育館
▼第5試合 61.3kg契約 3分5R
◯ロートレック・ジャオタライトーン(タイ/元BBTVスーパーフェザー級王者)
判定2-0 ※50-49、49-49、50-49
●梅野源治(PHOENIX/ラジャダムナンスタジアム認定ライト級&WBCムエタイ世界スーパーフェザー級王者)
KNOCK OUTのエースである梅野が、最強の敵を迎えた。ロートレックはムエタイの2大殿堂と称されるラジャダムナン&ルンピニー両スタジアムを主戦場とし、ムエタイのビッグマッチに参戦しているスター選手。梅野に勝利しているセクサン、梅野とラジャダムナン王座を争ったヨードレックペットにも勝利している。
ムエタイファンの間では、以前から梅野との対戦が望まれていた選手で、今回ついに実現することになった。
1R、梅野は左ミドルとローを蹴り分け、右ストレートも打ち込む。ロートレックは見るからに重そうな左右フックとローを放つ。梅野は距離を保ちながら左ローを狙っていく。
2R、梅野はジャブと右ミドルで距離をとりつつ、左ローを蹴る。ロートレックはその蹴り足をキャッチしようとする。ロートレックの重いパンチをブロックし、右アッパーを突き上げる梅野。
ロートレックのワンツーからの右ローに、梅野は組んでのヒザ蹴りで応戦。
3R、梅野の左ローを嫌がる素振りを見せたロートレックだが、逆に重い左右ローを蹴り返してくる。梅野の右ストレートにも怯まず右フックを打ち返すロートレック。梅野の左ローにロートレックはパンチで対抗。速い梅野の連打に戸惑いを見せるロートレック。
4R、ロートレックがパンチとローで前進、梅野は後退するが長いリーチを生かしたパンチを放つ。首相撲からのヒザ蹴りの打ち合いの中、梅野が前に出たところでバッティングとなりロートレックは出血。
再開後、首相撲でヒザの打ち合いとなるが、ロートレックのヒザが真っ直ぐに鋭く決まる。さらにヒジの打ち合い。首相撲で2度転倒させられる梅野だが、終盤には左ミドルを連打してヒットさせる。
5R、ヒジで勝負に出る梅野にロートレックは首相撲から真っ直ぐに突き刺すヒザ蹴り。このヒザ蹴り勝負はロートレックが優勢。細かいパンチとミドルで勝負しようとする梅野に対し、首相撲に持ち込むロートレック。コカされる梅野。最後に梅野がバックハンドブローをヒットさせる。
白熱の攻防はジャッジ1名がドローにしたが、判定2-0でロートレックが勝利。ムエタイの底力を見せつけた。
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