【UFC】阿部が逆転のダウン奪い日本人1勝目あげる
UFC
「UFC FIGHT NIGHT JAPAN」
2017年9月23日(土)さいたまスーパーアリーナ
▼第1試合 ウェルター級 5分3R
〇阿部大治(HMC/パンクラス・ウェルター級王者)
判定3-0 ※三者とも29-28
●イム・ヒュンギュ(韓国)
阿部は柔道でインターハイ優勝、国際大会でも入賞の実績を持ち、キックボクサーに転向すると2014年にJ-NETWORK初代ライトヘビー級王者に(当時のリングネームは大治ZLS)。
その後はMMAに転向し、デビューからわずか2年、7月2日にパンクラス4戦目(MMAでは5戦目)でパンクラス・ウェルター級王座に就いた。
対戦するヒュンギュは2014年9月に開催されたUFC日本大会で、第6代パンクラス・ウェルター級王者の佐藤豪則を1R1分18秒、ヒジ打ちでKOしている選手だ。
1R、まずはヒュンギュが右ストレートをヒットさせる。阿部はその右に左フックを合わせに行く。左フックをヒットさせてワンツーを叩き込む阿部。阿部のパンチでヒュンギュは両目の下が赤く腫れる。
2R、阿部のジャブに対してヒュンギュが手を伸ばしたところ、サミングとなって一時中断。再開後、安部はワンツー左フックを放つが、飛び込んだところでカウンターの右フックをもらう。右ストレートも被弾する阿部だが、左インローを何度も蹴っていく。
3Rも右フックをもらってバランスを崩す阿部。右ストレート、左フックも喰らい、自分のパンチは当たらない苦しい展開が続く。一発を狙っているのかあまり手が出ない。しかし、残り20秒のところで阿部の右フックがカウンターでクリーンヒット、ダウンを奪う。すかさずパウンドを打つ阿部。ヒュンギュが立ち上がると、終了直前には足払いでテイクダウンも奪う。
阿部は「まずUFCに迎え入れてくれて関係者の皆さんありがとうございます。前足を潰してからパンチで行こうと思ったんですが、距離の取り方が上手くて最後まで見る感じになってしまいました。(最後のパンチは)カウンターの練習をしていたのでそのタイミングで当てました」と勝利者インタビューに答えた。
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