【UFC】元K-1、グーカン・サキが左フックで1R KO勝利
UFC
「UFC FIGHT NIGHT JAPAN」
2017年9月23日(土)さいたまスーパーアリーナ
▼第6試合 ライトヘビー級 5分3R
〇グーカン・サキ(トルコ)
KO 1R 4分45秒 ※左フック
●ルイス・エンリケ・ダ・シウバ(ブラジル)
サキはK-1にレギュラー参戦を果たし、ヘビー級としては小柄(身長182㎝)ながらも大きな相手に立ち向かっていき、スピードを生かして大活躍。世界的な人気選手となり、K-1活動停止後はGLORYを主戦場にし、2014年のGLORYライトヘビー級世界トーナメントで優勝、初代GLORY世界ライトヘビー級王座に就いた。戦績は83勝(59KO)12敗1無効試合。
そのサキがUFCと契約し、今回の日本大会で本格的にMMA(総合格闘技)デビューを果たす(2004年に一度だけMMAに挑戦し、敗れている)。
対戦するシウバもキックボクシングをベースに持ち、ブラジル王者に輝いたことも。MMA戦績10戦無敗でその全てがKO勝ちというレコードを引っ提げて2016年6月にUFCデビュー。1戦目がKO勝ち、2戦目は関節・絞め技による一本勝ちと強さを見せつけたが、その後は3連敗を喫している。身長190㎝で、182㎝のサキよりも長身。
1R、サキがスピードのあるパンチで攻めていき、左ストレートで仰向けにダウンさせる。“立て”と手招きするサキ。打撃では勝ち目がないと見たか、シウバはタックルにいくがサキは離れる。
サキは左フック、左アッパー、左ボディストレートと次々とパンチをヒット。強烈な左右の連打で圧倒する。しかし、シウバは首相撲からのヒザ蹴りで応戦する。
サキは序盤の攻めで疲れたか右ハイをもらい、右エルボーを喰らう場面も。シウバの首相撲からのヒザ、エルボーで金網際に追い込まれたサキだが、ここで右フックからの鋭い左フックを振り抜いた。この一撃が見事に決まり、サキがUFCデビュー戦をKOで飾った。
場内が熱狂する中、サキは「ここで学んだことをジムへ持って帰って練習します。2年半、格闘技から離れていましたが私はまだまだ強いです。キックボクシングを生かして戦っていきます」と、今後のUFCでの活躍を誓った。
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