【RISE】“ミスターRISE”裕樹がローキックでKO勝利
RISEクリエーション
「RISE 125」
2018年6月17日(日)千葉・幕張メッセ・イベントホール
▼第10試合 スーパーフェザー級(-60kg)3分3R延長1R
〇裕樹(35=ANCHOR GYM/RISEスーパーフェザー級2位/元RISEスーパーライト級、ライト級、スーパーフェザー級王者)
KO 延長 1分20秒 ※左ローキック
●野辺広大(22=RISE ON/INSPIRIT/RISEスーパーフェザー級1位/元RISEスーパーフェザー級王者)
チャンヒョン・リーに敗れて王座陥落した直後の試合で、鷲尾亮次を下して復活をアピールしたばかりの野辺広大は、ここから逆襲の道へ突き進む。対する裕樹はRISE旗揚げ当初から活躍し、数々の名勝負を生んできた“ミスターRISE”といって存在で、RISE三階級制覇を成し遂げた。伊藤隆RISE代表が「この試合の勝者にはチャンヒョン・リーのタイトルにチャレンジしてもらおうと思っています」と語っているように、勝者がリーのタイトルへ挑戦することとなりそうだ。
1R、裕樹のローキックに対して前蹴りでディフェンスする野辺。自らもローキックで攻めて、プレッシャーをかける。裕樹は鋭い左フックを返し、野辺も右フックで反撃。ローキックの蹴り合い、フックの打ち合いともにほぼ互角の展開が続いた。
2R、前へ出る裕樹。積極的にパンチを打っていくと、野辺もこれに呼応する。足にヒザ蹴りを集める野辺。右アッパー、右ハイキックと有効打が目立つようになる。裕樹も手数は少ないものの、独特のハイキックを見舞いベテランの意地を垣間見せた。
3R、互いに前へ出て打ち合う。野辺は飛びヒザ蹴りを見せて会場を盛り上げる。裕樹のボディブロー、野辺の左右フックからのヒザ蹴りが真っ向勝負。最後は裕樹が左右のフックをまとめるなど、どちらが勝者になってもおかしくない中、試合終了。判定1(野辺)-0となり、延長戦へ突入した。
延長戦、最後も足を止めて打ち合う両者。ローキックの蹴り合い、ヒザ蹴りの蹴り合いと気持ちがぶつかり合う。ところが裕樹の左ローキックが入り、野辺が足を引きずるようになる。一気に攻めた裕樹が左ローキックで二度のダウンを奪い、KO勝利を飾った。
マイクを握った裕樹は、リーへの対戦要求をした。
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