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【K-1】城戸康裕がグランダーに反則勝ち「止めないでくださいよ」

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2018/06/17(日)UP

ヒザ蹴りが冴えた城戸だったが、相手の反則で勝利を手にした

K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~第2代フェザー級王座決定トーナメント~」
2018年6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ

▼第7試合 スーパーファイト K-1ウェルター級 3分3R延長1R
○城戸康裕(谷山ジム/K-1 WORLD GP第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント準優勝)
反則勝ち 3R 2分30秒 ※レッドカード
●マサロ・グランダー(オランダ/King of Kings -65kg世界王者)

パンチで前に出る城戸

 城戸はK-1 WORLD MAX時代から活躍するベテラン選手で、第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントの決勝戦でチンギス・アラゾフに敗れたのを機にウェルター級に転向。その初戦で木村“フィリップ”ミノルに敗れたが、3月大会では27勝(25KO)1敗の戦績を誇るイッサム・チャディッドからダウンを奪って勝利。ベテラン健在ぶりを示した。

 今回対戦するマサロは2015年4月に野杁正明、2015年11月には平本蓮から勝利を収めている。今回は2016年6月以来の来日となるが、ロシアの立ち技格闘技イベント『W5』で-72.5kg世界王座を獲得するなど、ヨーロッパを中心に活躍してきた。

 1Rから城戸をコーナーへ詰めてのグランダーの連打。パンチで距離を詰めるグランダーに、城戸は一瞬の隙をついて得意の左ハイを返す。城戸は下がりながらもパンチやヒザをガードのすき間から刺す。パンチの連打から飛びヒザを放ったグランダーに城戸が左ハイを返したところでラウンド終了

 2R、変わらずアグレッシブに攻めるグランダー。城戸は近距離からボディへ何発もヒザを入れていく。組み合う展開が多くなりレフェリーから警告が与えられる。城戸はヒザ、グランダーはパンチを狙う展開。

 3R、前蹴りとヒザの城戸にグランダーはパンチで突っ込む。前蹴りでバランスを崩し倒れるグランダー。ボディを効かされて苦しいためか、グランダーは組み付きが多くホールディングでイエローカードが提示される。城戸の蹴りが入る中、再びグランダーにはホールディングでイエローカード。

組み付きを繰り返したグランダーに、ついにレッドカードが提示され反則負けとなった

 城戸は徹底的にボディへのヒザで攻めるが組み合う展開は変わらず。するとレフェリーが試合をストップ。グランダーにホールディングでレッドカードを与え反則により試合終了。城戸の反則勝ちとなった。

 試合終了後、城戸はマイクで「ごめんなさいね。勝ってたよね? 余力残していたのにレフェリー止めないでくださいよ」と最後まで試合をしたかったと話す。

モノマネで小さな笑いが起き城戸も照れ笑いのポーズをとった

 続けて「でもこれに勝ったら9月はタイトルマッチということなので、ありがとうございます」とタイトルマッチをアピール。リングサイドにいたK-1ウェルター級王者・久保優太への挑戦を表明した。さらに誰もリクエストしていない微妙な武居由樹(K-1スーパー・バンタム級王者)のモノマネを披露。小笑いが起きる中リングを後にした。

・全試合結果はこちら

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・【K-1】全試合結果=2018年6月17日

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