【RISE】工藤が死闘を制しフェザー級新王者に
RISEクリエーション
「RISE 125」
2018年6月17日(日)千葉・幕張メッセ・イベントホール
▼セミファイナル 第3代RISEフェザー級(-57.5kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R
〇工藤政英(26=新宿レフティージム/RISEフェザー級2位、元REBELS-55kg王者)
延長判定3-0 ※10-8(三者とも)
●森本“狂犬”義久(27=BRING IT ONパラエストラAKK/RISEフェザー級1位)
RISEフェザー級王者・花田元誓がタイトルを返上したため、新王座決定トーナメントが開催。今回はトーナメントを勝ち抜いてきた森本と工藤が、RISEフェザー級のタイトルを争うこととなった。森本は宮崎就斗に判定勝ち、工藤は篠塚辰樹をKOで下し、ともに絶好調だ。二人は昨年5月に対戦したが、延長の末にドローとなっている。今回が文字通りの決着戦となる。
1R、工藤はローキック。森本は左右のフックで入る。森本はバックブロー、右フックで攻撃。森本の猛攻に対して、冷静にローキックを当てる工藤。森本は左ボディーブロー。工藤は攻撃を絞っている印象がある。
2R、二段蹴りで攻撃する森本。工藤はフックからローキック。森本は右のフックを強打する。ジャブをついてローキックの工藤。森本はフックをかぶせる。テンカオで迎え撃つ工藤は、手数も増えていく。森本はパンチ連打からヒザ蹴り、最後は右ストレートをヒットさせた。
3R、パンチ、ローキック、前蹴り、ロープにつめてパンチ連打と森本はアグレッシブに攻撃。工藤はヒザで迎え撃ち、ジャブからローキック。工藤はヒザ蹴り、ローキック、森本は右のパンチとわかりやすい攻防になる。そして森本の右ストレートが入り、工藤がダウン。スリップ気味の印象もあったが、ダウンを取られてしまう。
4R、後のない工藤は前へ出る。ジャブからヒザ蹴り、ローキックで果敢に前へ出て攻撃。森本が棒立ちになる場面もあり、勝負の行方は分からなくなっていく。ノーガードの打ち合いとなり、会場が大いに盛り上がった。
5R、ここも足を止めての打ち合いが続く。互角の展開となり、気持ちの勝負となる。工藤のパンチが入れば、森本も返す。互いにヒザ蹴りを打ち合う。工藤のヒザ蹴りが入るが、森本は前へ出る。ノンストップの打ち合いは、最後まで続く。勝負は判定となり、1(工藤)-0でドロー。延長ラウンドへ突入した。
延長戦、5ラウンド目と同じような展開となる。足を止めて打ち合う。体力はほぼ残っていないだろうが、右フックで森本がダウン。立ち上がった森本は、体を預けるようなフックを放つ。終了のゴングとともに、両者が倒れ込む死闘となる。判定は、3-0で工藤。工藤がRISEフェザー級の新チャンピオンとなった。
死闘を制した工藤は「森本選手、パンチ強かったです。この先も、ベルトを防衛していくので、森本選手、3回目の対戦を待っています。前回、母の日にベルトを獲って、今回、父の日にベルトを獲れてよかったです」と感謝の言葉を述べた。
●編集部オススメ
・工藤政英の「森山未來に似ている」発言に、森本“狂犬”義久「マジムカつく」
・幕張メッセ大会第一弾は森本“狂犬”義久vs工藤政英のフェザー級王座決定戦
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!