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【KNOCK OUT】健太vsタップロンはダウンの応酬に

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2018/09/08(土)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

右のパンチでダウンを奪い返した健太(右)だったが、ドローに終わった

キックスロード
「KNOCK OUT 2018 OSAKA 2nd」
2018年9月8日 (土)エディオンアリーナ大阪第2競技場

▼第6試合 65kg契約 3分5R
△健太(31=E.S.G/WBCムエタイ日本ウェルター級王者)
ドロー 判定0-1 ※47-48、47-47、48-48
△タップロン・ハーデスワークアウト(38=ハーデスワークアウトジム/SB世界スーパーライト級3位)

 健太は78戦のキャリアを持ち、老舗キックボクシング団体NJKFを長くけん引してきた大ベテラン。2月に行われた「KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント」の1回戦で不可思に判定負けを喫したが、それから毎月試合を行って5月の中国での試合以外は4戦全て勝利。
 
 ムエタイ戦士タップロンは、炸裂音が会場中に響く強烈な右ミドルキックとKO狙いの豪快なパンチで、シュートボクシング(以下SB)の”怪物くん”鈴木博昭に3度も勝利している強豪だ。しかし今年2月、SB日本スーパーライト級王者・海人にヒザ蹴りでKO負けを喫し、今回はそれ以来の復帰戦となる。

 1R、健太はジャブと右ロー、タップロンは左ミドルと右ローを蹴っていく。お互いに様子を見た静かな立ち上がりに。

 2Rもしつこくローを蹴っていく健太に、タップロンは左ミドルと左ローで対抗。タップロンは健太の蹴り足をキャッチしての攻撃が目立つ。健太はじりじりと距離を詰めてジャブ。

 3Rも健太は右ローで攻め、右ストレートも浅くだが当てていく。タップロンは強い左ミドルを蹴り、健太のローに右ストレートを合わせにいく。前に出る健太の右が顔面とボディを捉えるが、右ローを出したところでタップロンに右ストレートを合わせられてスリップ気味のダウンを奪われる。

 4R、タップロンは下がりながら左ミドルを蹴り、健太がパンチを打って来るところにパンチを返す。しかし、健太がどんどん前へ出て右ストレートを打ち込んでいき、コーナーへ詰めての右ストレートでダウンを奪い返す。1Rから狙っていた左ジャブに合わせての右クロスだ。パンチで応戦するタップロンへ健太が右フック、左ボディブローと攻勢を仕掛けるが、タップロンは持ちこたえた。

 5R、前に出る健太がジャブでタップロンを下がらせ、右ローを蹴る。タップロンも左ミドルを返すが健太が前へ出てコンビネーションを出す。パンチとローで攻めていた健太が右ハイを浅くヒットさせ、ボディを打ったところで試合終了。

 ダウンを奪い合った接戦はジャッジ1名がタップロンを指示したがドローとなった。

※全試合結果はこちら

この試合動画(無料)

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