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【KNOCK OUT】延長戦で森井洋介が逆転KO勝ち、場内熱狂の渦に

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2018/10/08(月)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

キックスロード
「KNOCK OUT 2018 cross over」
2018年10月7日(日)東京・後楽園ホール

キヨソンセン(左)をパンチで追い込む森井(右)

▼第3試合 KNOCK OUTライト級(61.5kg)アジアトーナメント一回戦Bブロック 3分5R
〇森井洋介(30=ゴールデングローブ/初代KING OF KNOCK OUTライト級王者)
KO 延長R 47秒 ※左ボディブロー
●キヨソンセン・FLYSKYGYM(28=タイ/FLYSKYGYM/WMCインターコンチネンタルスーパーフェザー級王者)
※森井が準決勝へ進出。本戦の判定は49-49、49-48(キヨソンセン)、49-49でドローが公式記録となる

 昨年のライト級王者決定トーナメントに続いての制覇を目指す森井は、直前で相手がカ・イェン・レイ(ミャンマー)からキヨソンセンに変更。

 キヨソンセンはムエタイの二大殿堂であるラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムなどで200戦近くを戦い、その後は日本を主戦場に。ハイキック、右フック、ヒジ打ちなどで日本人選手を相手に10戦無敗。

 1R、キヨソンセンは右ハイで快音を響かせて場内を沸かせたが、直後に森井が左ボディブローをクリーンヒット。その後は警戒する森井にキヨソンセンが何度もフェイントをかけながら右ミドル。森井の左わき腹は早くも赤く染まる。

 2R、キヨソンセンの右ローに左フックを合わせる森井。すかさずラッシュをかけるとキヨソンセンはヒジを放ってくる。森井は蹴り足をキャッチしての左ボディブローをヒットさせ、右ローも蹴り込んで行く。キヨソンセンは重い右ミドル、ヒジで対抗。

 3R、森井は蹴らしてパンチを当てに行く。強烈なキヨソンセンの右ミドルに右ローで応戦し、キヨソンセンはヒジを当てに来る。隙を見てはハイも狙ってくるキヨソンセン。森井は踏み込めない展開が続く。

 4R、森井はローを連打しての左ボディブロー。蹴らしてはパンチを返す。キヨソンセンは右ハイを徹底して繰り出し、森井を下がらせる。キヨソンセンは森井がパンチを出してくるのを待ち、森井はなかなか入ることが出来ない。

 5R、ローを連打していった森井の右フックがクリーンヒットし、キヨソンセンがグラつく。一気にラッシュをかける森井。ヒジの相打ちでカットしたのはキヨソンセン。森井がパンチを打ちに行くとキヨソンセンのヒジで今度は森井が流血。キヨソンセンの方にドクターチェックが入り試合再開。森井の左ボディ、右ストレート、右ヒジにキヨソンセンは下がり続ける。

 本戦の判定はジャッジ1名がキヨソンセンを支持したがドロー。記録上はドローとなるが、トーナメントのため延長Rに突入した。

 前に出て行く森井がバックスピンエルボーをヒットさせ、さらに右フック。キヨソンセンもパンチを返すがもはや力がなく、森井の右フック、左ボディにグラグラし、最後は左ボディブロー。キヨソンセンは悶絶して倒れ、マウスピースを吐き出す。レフェリーがKOを宣し、森井がガッツポーズをとると観客が一斉に立ち上がって場内は熱狂の渦に。

 森井は「今日はめっちゃ気疲れというか、しょぼい試合をしてしまいましたが結果オーライということで許してください。2月の準決勝、町田選手かチャンヒョン・リーか、どっちが来ても今日より必ずいい試合をします。アジアトーナメント制覇したいと思うのでよろしくお願いします」と勝利者インタビューに答えた。

※全試合結果はこちら

●編集部オススメ

・森井洋介、突然の相手変更に戸惑いも「やるしかない」

・初のアジアトーナメント10月開幕、6カ国から選手集結

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