【レベルス】日菜太が緑川創との国内70kg級頂上対決を制す、ラストスパートへ
Def Fellow
「REBELS.58」
2018年10月8日(月・祝)東京・後楽園ホール
▼第8試合 メインイベント REBELSルール 70kg契約 3分3R延長1R
〇日菜太(32=クロスポイント吉祥寺/REBELS 70kg級王者)
判定2-0 ※30-29、29-29、30-29
●緑川 創(31=藤本ジム/元新日本キック日本ウェルター級王者)
国内70kg級頂上対決が実現。日菜太はヒジ打ち、首相撲無しのK-1ルールで世界王座を狙い、緑川はヒジ打ち&首相撲ありのムエタイルールで世界最高峰ラジャダムナンスタジアムの王座を狙ってきた(緑川は一度だけヒジ無しルールでアンディ・サワーと対戦して勝利を収めている)。
2人は5~6年前からスパーリングを重ねている間柄であり、目指すものが違うことから同じ階級でもいつか戦うことになるとは当人同士も「一切思わなかった」という。それほどの異色カードだ。
1R、日菜太は左ミドルと左インローを中心に攻め、時折左ストレートを放っていく。三日月蹴りも突き刺した。緑川はパンチで前へ出て左ボディブローを叩きつける。
2R、フック主体の緑川に対し、日菜太のワンツーストレートがたびたび緑川を直撃。さらに左ミドルと強い左ローで前へ出る。日菜太は緑川のパンチをよく見てかわし、終盤には右ボディブローをクリーンヒット。終盤、緑川の左ハイが日菜太を脅かす。
3R、強い左ローを蹴る日菜太に対し、緑川が前へ出て行く。それを左ミドルで止める日菜太。緑川は前蹴り、右ヒザ蹴りと左右フックで前へ出て来るが日菜太はパンチをよく見てかわす。しかし中盤過ぎ、緑川の左右フックがついに日菜太を捉える。日菜太は蹴りで対抗してローを蹴り返す。前に出る緑川をクリンチで止める日菜太。緑川がフックで前へ出て、日菜太が蹴りで迎え撃つ展開で試合終了。
熱戦の勝敗は判定にもつれ込み、最後は追い上げた緑川だったが判定2-0で日菜太が勝利した。
日菜太はマイクを持つと、「僕のルールなので僕が圧倒的に差をつけないといけなかったのに、厳しい試合になってしまったので緑川君は本当に強いと思ったし、緑川君はラジャのチャンピオンになれると思います。ぜひ挑戦して欲しいと思います」と、本来のムエタイルールではなくヒジ打ち&首相撲なしのルールで勝負を受けた緑川を称えた。
続けて「今日やっても思ったんですが、僕の戦う人生はもう少ないと思います。だから意味のない戦いはしたくないので、アラゾフ、ピケオー、ペトロシアンとしのぎを削って燃え尽きて終わりたいと思います」と、K-1の強豪たちの名をあげてラストスパートをかけたいとアピールした。
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