【レベルス】梅野源治がギャットペットに惜敗、ルンピニー再挑戦遠のく
Def Fellow
「REBELS.58」
2018年10月8日(月・祝)東京・後楽園ホール
▼第7試合 セミファイナル ライト級 3分5R
●梅野源治(29=PHOENIX/ルンピニースタジアム認定ライト級4位)
判定0-2 ※47-48、49-49、48-49
〇ギャットペット・ピークマーイレストラン(タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王者)
梅野は2016年10月にムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアム王座を奪取。日本人で6人目の同スタジアム王者となった。ラジャダムナン王座はタイでの初防衛戦で失ったが、その後は日本人初となるもうひとつの殿堂ルンピニー王座に狙いを定めてランカーを撃破。今年2月に王座決定戦に臨んだが、クラップダム(タイ)にTKOで敗れ、王座獲得に失敗した。
クラップダムへのリベンジを掲げ、梅野は苦手なサウスポーを克服するためにルンピニースタジアム認定スーパーライト級5位ピンペット(タイ)、ピエトロ・ドウリャ(オランダ)を撃破。今回もサウスポーの相手を迎え撃ち、ルンピニー再挑戦への最終関門に挑む。
対するギャットペットはガッシリとした体格を持ち、前に出て左右ミドルキック&ヒザ蹴りを連打して攻めるタイプ。相手の攻撃をもらっても頑丈な身体で前へ出続けるその姿は、まさに“ムエタイ・ブルドーザー”。フィジカルが強く梅野にとって厄介な相手となりそうだ。
1R、梅野が前へ出て行くとサウスポーのギャットペットはいきなり左ヒジを合わせに来る。ロープを背負わせた梅野は右ストレートを顔面とボディに放っていくが、ギャットペットは首相撲で梅野を転倒させ、ハイキックと顔面前蹴りで場内をどよめかせる。
2R、下がりながらもハイとミドルを蹴ってくるギャットペット。首相撲ではギャットペットが有利にヒザを蹴る。パンチで攻める梅野だが、ギャットペットは当てさせない。逆にハイキックで梅野を脅かす。
3R、一気に前へ出てパンチを連打する梅野。組み際にはヒジをヒットさせる。梅野の左フックが頭部を捉え、グラつくところへ右ヒジ直撃。パンチの連打とヒジでラッシュをかける梅野にギャットペットは首相撲に持ち込む。梅野の右アッパー、右フックに苦しそうな表情を浮かべるギャットペットは組んでのヒザで反撃。前蹴りで梅野を吹っ飛ばす
4R、ギャットペットは右の前蹴りと左ミドルで梅野を突き放しにかかる。梅野は組むと同時に左ヒジを叩きつける。距離を取るギャットペットに梅野は“来い”と挑発。組み付くギャットペットに梅野は左ヒジを強打。どんどん自分から前へ出る梅野が前蹴りをキャッチしての右フックもヒットさせた。
5R開始前、観客を煽る梅野。ギャットペットは下がりながら左ミドルを連打し、前蹴りを放つ。前へ出る梅野は右ボディストレートから左フック。ギャットペットの左ハイがかすめる危ない場面も。梅野は積極的に前へ出て攻める姿勢を貫き、ラスト5秒で勝利を確信しての笑みを浮かべる。
しかし、判定は2-0でギャットペットが勝利。ルンピニー王座再挑戦を前にして、梅野が痛い敗北を喫した。
●編集部オススメ
・梅野源治の相手は元ラジャダムナン王者のムエタイ・ブルドーザー
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