【レベルス】宮元啓介が粘るダウサコンを延長戦で振り切る
Def Fellow
「REBELS.58」
2018年10月8日(月・祝)東京・後楽園ホール
▼第5試合 56kg契約 3分3R延長1R
〇宮元啓介(25=橋本道場/WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王者)
延長R 判定2-1 ※10-9、9-10、10-9
●ダウサコン・モータッサナイ(28=タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム/元WPMF世界スーパーバンタム級王者)
※本戦の判定は30-29(ダウサコン)、29-29、29-29
宮元は空手仕込みの足技で国内軽量級のトップクラスで活躍。これまでWPMF世界スーパーバンタム級王座を始め5本ものチャンピオンベルトを獲得。那須川天心を始め、小笠原瑛作、江幡塁ら国内トップ選手としのぎを削ってきた。
ダウサコンは日本を主戦場とするムエタイ戦士で、2017年11月にWPMF世界スーパーバンタム級王座を獲得。しかし今年4月のレベルスで小笠原瑛作に敗北し王座を奪われた。5年前まではムエタイの殿堂ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級8位、プロムエタイ協会同級8位にランクインしていたという。
1R、宮元は左ミドルと左三日月蹴りを蹴り分け、パンチと後ろ蹴りでもレバーを狙っていく。ダウサコンは徹底して右ローを蹴る。終盤、宮元は右ハイを2度蹴り、顔面前蹴りも命中させた。
2R、宮元は右フックをたびたびヒットさせ、前に出てきたダウサコンへタイミングのい顔面前蹴り。パンチ、蹴りで宮元がヒットを奪う中、ダウサコンは首相撲に持ち込むとヒザ蹴りからヒジ打ち。宮元もヒザの蹴り合いでは負けていないが、ダウサコンの首相撲に崩されて徐々に劣勢に。
3R、ダウサコンはどんどん前へ出て蹴り、首相撲に持ち込む。ヒザが出なくなった宮元にヒザを見舞っていく。ダウサコンの執拗な首相撲に、組まれ際の後ろ蹴りと顔面前蹴りで対抗する宮元。本戦の判定はダウサコンをジャッジ1名が支持したがドローに。
延長R、宮元は右ストレートと蹴りで的確なヒットを奪い、ダウサコンが組んできてもヒザを防ぐ。中盤から宮元のパンチがさらに当たりだし、ダウサコンは首相撲に持ち込んだが、最後に宮元がパンチをまとめてダウサコンにロープを背負わせ、粘るダウサコンを振り切って判定勝ちした。
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