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【RISE】那須川天心の妹・梨々、プロ2戦目で現役王者に善戦も初黒星

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2018/11/17(土)UP

現役王者の百花(左)がプロ2戦目の梨々に勝利

RISEクリエーション
「RISE 129」
2018年11月17日(土)東京・両国国技館

▼第2試合 -46kg契約 3分3R
○百花(25=魁塾/NJKFミネルヴァ日本アトム級王者)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-29
●那須川梨々(16=TEAM TEPPEN/2017年KAMINARIMON全日本女子トーナメント-45kg級優勝)
 
 梨々は那須川天心の妹で、今年4月に高校生になったばかり。6月の『RISE 125』でプロデビュー戦を行い、NJKFミネルヴァ日本アトム級2位の佐藤レイナから完勝を収めた。今回がプロ2戦目だ。
 
 対する百花は29戦16勝(1KO)11敗の戦績を持ち、ガムシャラに前へ出て打ち合いを挑むことから“浪速の喧嘩小町”の異名を取る。現在、NJKFミネルヴァ日本アトム級王座を保持しており、9月の初防衛戦では梨々と対戦した佐藤の挑戦を退けている。
 
 1R、梨々の左ミドルに鋭いワンツーを合わせた百花。梨々はフェイントを入れながら顔面前蹴りで意表を突き、百花もすかさず左右フックの連打を返す。両者とも互いの蹴りに右フックのカウンターを合わせにいくなど、スリリングな攻防が展開される。
 
 2R、左右フックを荒々しく振り回す百花に対し、梨々が空を切り裂くような後ろ回し蹴り。これが百花の鼻に当たる。

 さらに前蹴りを腹と顔面に打ち分ける梨々。百花もすぐに突進してパンチのコンビネーションを返す。終盤に百花の左ミドルがヒットし、体がくの字に曲がった梨々は動きが止まる。

 
 3R、リング内を右に回り込んでいく梨々に対し、百花の右ハイと右オーバーハンドで追撃。百花の止まらない攻撃を前に梨々は徐々にペースダウンし、終盤にはロープを背負わされる場面もあった。
 
 アグレッシブな攻防を見せた両者。勝敗の行方は判定に持ち込まれ、最後に経験の差と王者の意地を見せた百花が勝利。梨々はプロ2戦目で団体王者を相手に善戦したが、初黒星に涙しながらリングを去った。
 
●全試合結果はこちら

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