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【RISE】スアキムがイグナシオとの最強外国人対決でダウンを奪って勝利

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2018/11/17(土)UP

スアキム(左)のハイキックがヒット

 
RISEクリエーション
「RISE 129」
2018年11月17日(土)東京・両国国技館
 
▼第6試合 RISE World Series -57.5kg契約 3分3R延長1R
○スアキム・PKセンチャイムエタイジム(23=タイ/ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-27
●イグナシオ・カプロンチ(32=アルゼンチン/WKN世界57kg級王者)
 
 スアキムはムエタイ二大殿堂の一つ、ルンピニースタジアムでスーパーバンタム級とスーパーフェザー級の二階級で王座に就いた超一流のムエタイ選手。スーパーフェザー級王座は現在も保持している。今年2月の『KNOCK OUT FIRST IMPACT』では5Rに渡る熱戦の末、那須川天心に判定負けした。今回は那須川へのリベンジを見据えてのRISE参戦となる。
 
 対するイグナシオはテコンドーで培った強烈な蹴りから“El Misil”(スペイン語でミサイルの意)の異名を取り、南米では55kgから60kgまでの階級で敵なし状態と言われる存在。昨年11月の『RISE 119』で那須川と対戦したが、減量失敗も響き、3Rに3度のダウンを奪われてKO負けとなった。前日計量を無事にパスした今回は、本領発揮といきたいところだ。
 
 1R、イグナシオがパンチ連打から左ハイを振り抜くと、これが顔面をかすめたスアキムがニヤリと笑う。イグナシオは右アッパーと左ボディから右ローに繋げるコンビネーションも決めていく。様子見が続いていたスアキムは終盤に右ローを放つが、これがローブローとなってしまい、イグナシオにはダメージ回復のためのインターバルが取られた。
 
 2R、開始早々にイグナシオの左ジャブにスアキムの左ローがまたもローブローとなってしまう。ここからのインターバル直後、一瞬の打ち合いでスアキムがカウンターの左フックを合わせたか、マットに倒れるイグナシオ。スアキムが先制のダウンを奪う。以降もスアキムは左ジャブと前蹴りで距離を取ったかと思えば、いきなりパンチの連打で仕掛けるなど攻勢。鼻から出血したイグナシオは左右フックで前に出るが、スアキムに悠々とかわされ左フックのカウンターを合わせられてしまう。
 
 3R、巻き返したいイグナシオは得意の飛び後ろ回し蹴りや二段蹴りで顔面を狙うが、スアキムはすかさず上体を後ろに引くスウェーで当てさせない。やや手数が少ない印象のスアキムだが、イグナシオが左ストレートや右フックで前がかりになると、左フックや右ストレートでカウンターを狙い続けた。イグナシオから2Rにダウンを奪ったスアキムが、判定3-0で最高外国人対決を制した。
 
●全試合結果はこちら

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・最強外国人対決のスアキムとイグナシオ、那須川天心とのリベンジマッチを熱望

・最強那須川天心を苦しめたスアキム初参戦、ロッタン参戦も最終調整中

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