【RISE】鈴木真彦がTKO勝ちで王座獲得「キックボクシングは那須川天心だけちゃうぞ!」
RISEクリエーション
「RISE 129」
2018年11月17日(土)東京・両国国技館
▼第8試合 第7代RISEバンタム級(-55kg)王座決定戦 3分5R無制限延長R
○鈴木真彦(21=山口道場/WBCムエタイ日本バンタム級王者/RISEバンタム級1位)
TKO 3R 1分15秒
●結城将人(31=TEAM TEPPEN/RISEバンタム級3位)
※鈴木が第7代王座に就く。
鈴木はWBCムエタイ、DEEP☆KICK、HOOST CUP、INNOVATIONでタイトルを獲得してきた実力者。2015年8月の那須川天心戦に敗れて以降、13連勝と負け無しの快進撃を続けている。今回の王座決定戦には、今年7月のトーナメント1回戦でBigbangスーパーバンタム級王者・良星(らすた)を判定で下し、続く9月の準決勝は対戦相手の優吾・FLYSKYGYMが試合前日に体調不良で欠場となったため、不戦勝というかたちで辿り着いている。
一方、結城は那須川天心の父・弘幸氏が代表を務めるTEAM TEPPENに移籍し、2月からRISEに参戦すると才能が開花。今回の王座決定戦は、トーナメント1回戦で有松朝をKO、準決勝で山川賢誠を判定で下して迎える。
1R、鈴木が相手の足を刈るように右ローを飛ばせば、結城もすかさずワンツー。結城はスピードの乗ったストレート系のパンチを鈴木のボディと顔面にテンポ良く打ち分け、試合のペースを握る。
2R、鈴木が前に出始め、結城のワンツーをかわすとすかさず左ボディを叩き込む。さらに結城の前進に合わせて鈴木はヒザ蹴りを突き上げ。結城はワンツーを返したところで、鈴木の強烈な右ストレートのカウンターを浴びてダウンする。
鈴木は立ち上がった結城に対し、パンチの連打をまとめ、離れ際に追撃の右ストレート。これで結城が大きくよろめくと、レフェリーが2度目のダウンを取る。大ピンチに陥った結城は、パンチを振り回してなんとか倒れずに踏ん張った。
3R、勢いが止まらない鈴木は結城の右ミドルにカウンターの左ストレート、さらに間合いを詰めての左右ボディもコンパクトに叩き込む。結城は鈴木にパンチ連打からヒザ蹴りも叩き込まれてロープに釘付け。ここでレフェリーが試合をストップした。
TKO勝ちで王者に輝いた鈴木は「対戦してくれた結城選手、ありがとうございました。結城選手の気持ちが伝わってきて、戦いを楽しむことができました」と対戦相手を称え、最後に「キックボクシングは那須川天心だけちゃうぞ!」と吠えた。
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