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【RISE】初参戦の志朗が王者・工藤政英に殴り勝ち

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2018/11/17(土)UP

初参戦の志朗(左)が勝利

RISEクリエーション
「RISE 129」

2018年11月17日(土)東京・両国国技館

▼第10試合 RISE World Series -57.5kg契約 3分3R延長1R
●工藤政英(27=新宿レフティージム/元REBELS 55kg級王者、RISEフェザー級王者)
判定0-3 ※三者とも29-30
○志朗(25=BeWELLキックボクシングジム/ISKAムエタイ世界バンタム級王者)

 志朗は15歳からムエタイの本場タイで試合を重ね、最近はムエタイ二大殿堂の一つとして知られるルンピニースタジアムのテレビマッチにレギュラー出場するなど活躍中。日本でも、2016年1月に新日本キックのリングでISKAムエタイ世界バンタム級王座を獲得し、今年5月にはホーストカップのリングで同王座の2度目の防衛に成功している。今回は初参戦のRISEでいきなり現役王者との対戦。さらにヒジ打ち禁止のルールで試合をするのは中学生以来らしく、新たな挑戦となる。

 迎え撃つ工藤は、今年6月のRISEフェザー級王座決定戦で森本“狂犬”義久と6Rに及ぶ死闘を繰り広げた末に判定勝ち。2015年5月に獲得したREBELS 55kg級王座に続き、二本目のベルトを巻くことになった。しかし、10月にRISE王者として乗り込むことになった初参戦の『ONE Championship』(シンガポールを本拠地としたアジア最大規模の格闘技団体)で、ムエタイのベテラン戦士シントンノーイ・ポーティラックンにキックルールで敗戦。今回は王者として2連敗はまぬがれたいところだ。

 1R、左右フックやワンツーの連打から右ローに繋げる志朗に対し、細かいパンチの連打から得意の左ボディをしつこく叩き込む工藤。志朗がガードを固めると、工藤は右ローに切り替えて前に出続ける。志朗は押し込まれながらも、相手の意表を突くように右ハイを振り抜いて譲らない。

 2R、左ジャブから即座に左ローを蹴る志朗。工藤はなおも間合いを潰しながらパンチの連打に左ボディと右ローを織り交ぜていく。工藤が右フックからの左ボディを決めれば、志朗も手数を落とすこと無くワンツーから左ロー。両者ともアグレッシブに打ち合い続ける。

 3R、工藤の密着ファイトに手を焼きながらも、志朗はスペースができるとすかさず左右ロー。工藤は前足(左足)が真っ赤に腫れ上がる。最後は足を止めてのパンチの応酬となったが、クリーンヒットの数で勝った志朗が、初参戦ながらも王者を相手に判定勝利を掴んだ。

 志朗は試合後の勝利者インタビューで、「綺麗にKOで勝ちたかったですが、相手が強くて難しかったです。またオファーがあれば、RISEで戦いたいと思います」と話し、継続参戦に意欲を示した。

●全試合結果はこちら

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