【RISE】ロッタン強し、三階級覇者・裕樹から2度ダウン奪って完勝
2018/11/17(土)UP
RISEクリエーション
「RISE 129」
2018年11月17日(土)東京・両国国技館
▼第12試合 セミファイナル RISE World Series -59kg契約 3分3R延長1R
●裕樹(36=ANCHOR GYM/RISEスーパーフェザー級1位)
判定0-3 ※26-30、27-29、26-29
○ロッタン・ジットムアンノン(21=タイ/ルンピニー&ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級1位)
○ロッタン・ジットムアンノン(21=タイ/ルンピニー&ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級1位)
ロッタンはムエタイの二大殿堂として知られるルンピニーとラジャダムナンの両スタジアムで、トップランカーに君臨。今年6月のRISE世界フェザー級王座決定戦では延長Rにもつれ込む激闘の末、那須川天心に敗れたものの、その強さと打たれても打たれても闘争心全開で前に出る戦いぶりは、大きなインパクトを残した。那須川戦後も毎月試合を重ねており、今回もアクセル全開でRISEのリングに上がる。
そのロッタンを迎え撃つ裕樹は、RISE旗揚げ当初から活躍し、“ミスターRISE”とも呼ばれる36歳のベテラン選手だ。RISEではスーパーフェザー級、ライト級、スーパーライト級で王者に輝き、団体史上初の三階級制覇を達成。現在はスーパーフェザー級で1位にランクインしており、6月の前戦では22歳の野辺広大を相手に、延長RでKO勝利を収めている。
1R、両者とも早々から額が付くほど間合いを縮め、打ち合う気満々。ロッタンが左右ボディ連打から右ローを蹴り、裕樹も細かいパンチの連打から左ローを返す。ロッタンはたびたび裕樹のガードの隙間から左右アッパーを突き上げ、離れ際に右フックも強打。裕樹に左フックを返されると、ロッタンは気迫の表情で自らの顔面を叩き、効いてないことをアピールする。
2R、左ボディ攻めを展開して来るロッタンに対し、裕樹も強烈な左ローで反撃を開始。ロッタンはボディへのヒザ蹴りを荒々しく連打して、裕樹を強引にコーナーへと押し込む。裕樹はガードを固めながらすかさず左ローを高速連打。ロッタンはこれを嫌がり、足がそろってしまう場面も。
3R、左右の前蹴り連打で裕樹の反撃を断ち切らんとするロッタン。裕樹が腹への被弾を警戒したところで、ロッタンは前蹴りを顔面に切り替え。意表を突かれた裕樹はこれをもろに喰らってしまう。裕樹は負けじと打ち返しにいくが、ロッタンの右フックを浴びてダウン。ロッタンはさらにパンチ連打で終了間際にも2度目のダウンを追加した。
なんとか倒れずに試合終了を迎えた裕樹であったが、勝負の結果はロッタンが大差を付けての判定勝ち。RISE初白星を挙げたロッタンは「皆さん、今日はありがとうございました。また来年も宜しくお願いします」と、継続参戦に意欲を示した。
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