【シュートボクシング】西岡蓮太が大月晴明からダウンを奪い殊勲の勝利
シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURNAMENT 2018」
2018年11月18日(日)東京・両国国技館
▼第10試合 63.0kg契約 SBエキスパートクラス特別ルール 3分3R無制限延長R
〇西岡蓮太(19=龍生塾/SB日本ライト級王者)
判定3-0 ※28-27、28-26、28-26
●大月晴明(44=マスクマンズ/元WPKC世界ムエタイ・ライト級王者)
大月は1999年10月デビューの大ベテラン選手で、これまで第3代Krush-60kg級王座、WPKC世界ムエタイ・ライト級王座などを獲得。“爆腕”と呼ばれるハードパンチを武器に数々のKO劇を生み出してきた。SBには2013年12月の大阪大会以来(SB日本スーパーフェザー級王者・及川知浩に判定勝ち)、実に約5年ぶりの参戦。
大月を迎え撃つ西岡は、元々アマチュア時代から剛腕を武器にKOを量産する倒し屋。プロになってからもKOを狙うスタイルで将来を有望視され、SB関西期待の新星として注目を集める。9月にはSB日本ライト級王王座を獲得。チャンピオンとして大月戦に臨む。
1R、シュートボクサーの象徴であるロングスパッツを着用して登場した大月。さっそく爆腕フックで襲い掛かるが、西岡にヒザでアゴを突き上げられ、大きく仰け反る。西岡は右ローを蹴り、右ハイも放っていく。大月は左ボディブローを打つ。
2R、西岡のワンツーからの左フックがヒット。大月も負けじと左右フックを放ち、西岡が首投げを仕掛けようとしたところで逆にバックドロップでシュートポイント(後方への投げは2点)を奪う。
まさかの展開にどよめく場内。その後も大月は2度バックドロップを仕掛ける。西岡は右フックを当てに行き、右フックの相打ち後に大月が倒れてこれがダウンとなる。
3R、西岡はヒザ蹴りを連発し、左右フックで猛然と攻める。大月も負けじと左右フックを振るう。右インローにバランスを崩す大月に西岡が右ストレート。大月がグラつく。さらに右インローで転倒も。突っ込んでくる大月には左フックをヒットさせ、大月の返しのフックはかわしていく。
多彩な攻撃と目の良さを発揮した西岡が判定3-0で勝利。キックボクシング界のレジェンドを破る金星を得た。
●編集部オススメ
・大月晴明、自身のファンだったという新王者・西岡蓮太を「全力で倒す」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!