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【シュートボクシング】植山征紀の強打爆発、17歳・笠原友希を粉砕する

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2018/11/18(日)UP

笠原のヒザ蹴りに植山が左フックをジャストミート

シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING S-cup 65kg 世界 TOURNAMENT 2018」
2018年11月18日(日)東京・両国国技館

▼第11試合 SB日本スーパーバンタム級王座決定トーナメント決勝戦 55.0kg契約 SBエキスパートクラスルール 3分5R無制限延長R
〇植山征紀(22=龍生塾ファントム道場/同級1位)
TKO 3R 56秒 ※パンチ連打→レフェリーストップ
●笠原友希(17=シーザージム/同級2位)
※植山がトーナメント優勝、新王座に就く。

 5月に開幕したSB日本スーパーバンタム級王座を懸けた8人制トーナメントの決勝戦は、植山と笠原で争われる。

 強打を持つ植山は、毎回激しい打ち合いを繰り広げてきた激闘派。一回戦の佐藤執斗戦、準決勝の伏見和之戦をいずれもKOでクリアーし、決勝戦に駒を進めてきた。これまでに2度、内藤が保持していたSB日本スーパーバンタム級タイトルに挑戦したがいずれも敗れている。3度目の正直でベルト獲得なるか。

 対する笠原は、現SB日本フェザー級王者・笠原弘希の実弟。17歳ながらハイレベルな技術を持ち、現在10戦10勝無敗。今回、ベルト獲得を果たせば、無敗でSBの史上最年少チャンピオンとなる(これまでSBの史上最年少チャンピオンは、2010年9月18日に日下部竜也が樹立した18歳と2カ月という記録)。

 1R、サウスポーの笠原は左ミドルを蹴りつつ左ストレートを狙う。じりじりと前に出る植山は右ストレートをヒットさせて前へ出るが、笠原が追撃をかわす。

 2R、植山がパンチを打ってくると強気に打ち合う笠原。植山の前進にヒザ蹴りも合わせていく。コーナーに詰まると植山が右フックをヒットさせる。植山がどんどん圧力をかけていき、笠原にロープやコーナーを背負わせて連打を決める。

 3R、さらに前へ出て圧力をかけて来る植山のパンチに笠原はヒザ蹴りを合わせる。そのヒザ蹴りに植山が左フックをジャストミート。ダウンを奪う。何とか立ちあがった笠原だが、植山がラッシュを仕掛けたところでレフェリーがストップ。植山がTKO勝ちで悲願の王座獲得を果たした。

 ベルトを巻いた植山は「遠回りしましたがやっとこのベルトを巻くことが出来ました。本当に皆さんのおかげだと思っています。ここからが本当のスタートだと思っているので、シュートボクシングと格闘技界をもっと盛り上げていけるように頑張るので植山征紀を覚えていってください」と、さらなる飛躍を誓った。

※全試合結果はこちら

●編集部オススメ

・三度目の王座挑戦に向かう植山征紀「自分、何してんねん!何が何でも獲る」

・史上最年少戴冠なるか、笠原友希が三度目の正直・植山征紀と決勝戦

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