【K-1】武居由樹がムエタイ戦士に初苦戦も延長戦で振り切る
K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN ~K-1ライト級世界最強決定トーナメント~」
2018年12月8日(土) エディオンアリーナ大阪(第1競技場)
▼第12試合 スーパーファイト スーパー・バンタム級 3分3R延長1R
〇武居由樹(22=POWER OF DREAM/K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者)
判定3-0 ※三者とも10-9
●ヨーブアデーン・フェアテックス(23=タイ/元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者)
※本戦の判定は30-30、29-30、30-29。
4連続KO勝ち中の武居は、かねてより「軽量級はタイ人がめちゃめちゃ強いイメージがあるので、やってみたいと思っています」と、タイ人のムエタイ強豪との対戦を熱望。その願いがかなうことになった。
ヨーブアデーンはムエタイの二大殿堂と言われるラジャダムナンスタジアムのミニフライ級王座を獲得。現在は120ポンド(約54.4kg)まで階級を上げて、ムエタイのトップ選手として活躍を続ける。サウスポーから繰り出す矢のような左ストレートが得意。戦績は105勝(18KO)45敗。
1R、両者サウスポースタイルでローを蹴り合う。武居は後ろ回し蹴りでヨーブアデーンをスリップさせる。武居が踏み込んでのパンチを繰り出したところで初回終了。
2R、武居がパンチのコンビネーションで右ボディブローをヒットさせる。顔面へのパンチはブロックするヨーブアデーンだが、ボディへのパンチをもらう。しかし、ヨーブアデーンは思い切り踏み込んでの強烈な左ロー。これで武居が下がり始める。パンチのコンビネーションで対抗する武居。
3Rも左ローを狙うヨーブアデーン。左ミドルを蹴って来るヨーブアデーンに武居はボディへのパンチを合わせにいく。前へ出るヨーブアデーンに武居は下がりながらボディブローとアッパーを当てていく。ヨーブアデーンの左ミドルと武居の左ストレートの相打ちが見られ、試合終了。
判定は1-1と三者三様で延長戦へ突入。武居は左ローを蹴り、ヨーブアデーンは左ミドル。武居は徹底的に左右ボディを打っていくが、ヨーブアデーンもボディを打ち返してくる。武居の左ボディブローでヨーブアデーンが下がり、武居はボディブローと左アッパーで前へ出る。ボディからのアッパーをヒットさせる武居。
19戦目にして初めてと言っていいほどの苦戦を強いられた武居だったが、延長戦で差をつけての判定勝ち。「ヨーブアデーン選手本当に強くて、もっと強くなって出直します。ヨーブアデーン選手ありがとうございました。初めて大阪来たんですが、楽しく試合出来ました」とマイクで語った。
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