【KNOCK OUT】KNOCK OUT女子エース小林が世界三冠女王・伊藤を下す金星
キックスロード
「KING OF KNOCK OUT 2018」
2018年12月9日(日)東京・両国国技館
▼第2試合 女子48kg契約 2分5R
○小林愛三(NEXT LEVEL渋谷/初代ムエタイオープン女子フライ級王者)
判定2-0 ※49-48、49-48、49-49
●伊藤紗弥(尚武会/WBCムエタイ世界女子ミニフライ級王者)
KNOCKOUT女子のエースの呼び声も高く、現在5連勝中と波に乗る小林が挑むのは、那須川天心と同世代として小学生からキャリアを積み、今や世界三冠女王となった伊藤沙弥。19歳にして5年以上無敗の絶対女王を相手に、小林が波乱を起こせるか。
1R、互いにロー、ミドルからパンチと、積極的に前に出る。動き続ける小林に、伊藤は飛び込んでのヒジや、蹴り足を掴んでこかすなどムエタイの上手さを見せる。
2R、このラウンドも互いに手数を出し合う。組みの攻防から縦ヒジを狙う小林。伊藤はミドルを入れると、さらに蹴り足を掴んでこかす。ジャッジは10-10のイーブンが2名、1名が10-9で伊藤を支持した。
3R、序盤から何度もミドルを蹴り合う両者、互いに一歩も引かない意地のぶつかり合いの中、伊藤のミドルが入る。伊藤は再び蹴り足を掴んでこかしに行くも小林は素早く足を抜いて対応する。ジャッジは一人イーブン、二人が10−9で伊藤を指示した。
4R、ポイントで負けている小林はパンチで前に出る。さらに蹴りへとつなぎ、これまでのラウンド以上にアグレッシブに前へ出ていく。伊藤は冷静に見ながらミドルを飛ばすもやや手数が減ったか。
5R、最終ラウンド、勝負に出る小林は、ゴングがなるやガムシャラに前に出てパンチ、さらに 左右の縦ヒジを連打!声を出しながら、鬼気迫る表情でヒジを振るう小林に伊藤はスタミナが切れたか防戦一方に。小林はなおも伊藤をロープに詰めてパンチ、縦ヒジの連打。伊藤は前蹴りで距離を取るも、小林がパンチ前に出続けて試合終了。判定はジャッジ一人はドロー、二人が小林を支持し、KNOCK OUT女子のエースが、世界三冠王から金星を勝ち取った。
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