【KNOCK OUT】コリアンデビルが居合パンチャー町田をヒジでTKO
キックスロード
「KING OF KNOCK OUT 2018」
2018年12月9日(日)東京・両国国技館
▼第4試合 KNOCK OUTライト級(61.5kg)アジアトーナメント一回戦Bブロック 3分5R
○チャンヒョン・リー(韓国/第5代RISEスーパーフェザー級王者)
TKO 4R 2分12秒 ※ヒジによるカット
●町田 光(橋本道場/WPMF世界スーパーフェザー級王者)
独特の構えから繰り出す“居合パンチ”と熱い試合展開で人気を誇る町田光。今回のためにプロレスラーの永田裕志の下で特訓を積んできたという。
トーナメント1回戦を争うのは、一撃必殺のパンチを武器にこれまで梅野源治や裕樹ら名だたる選手に勝利を収め、2017年にはRISEスーパーフェザー級王座を獲得した“コリアンデビル”ことチャンヒョン・リー。
両者は今年の6月にRISEのリングで対戦し、チャンヒョンが3R判定勝利している。半年ぶりの再戦は、町田のリベンジか“コリアンデビル”の返り討ちか。
1R、細かくジャブを飛ばす町田に対し、リーはローキックを返す。手数で上回るのは町田。ジャブからロー、ミドルと蹴りに繋ぐ。
2R、変わらずジャブから蹴りの町田。飛びこんで縦ヒジも見せる。リーはパンチで応戦、ボディを混ぜたコンビネーションを放つ。町田のジャブが徐々にリーを捉え始め、何度も顔面にヒット。リーもワンツーを返すが距離を支配するのは町田。オープンジャッジは全員が10-9で町田を支持。
3Rも町田の作戦は変わらず、ジャブから蹴り。リーもアッパーで町田の顔を跳ね上げる。町田は組みの攻防からヒザ、近距離では積極的にヒジを振るっていく。しかし逆にリーのアッパーとみせかけた縦ヒジがヒット。これで町田が出血しドクターチェックが入る。再開後、町田は雄叫びを挙げて気合を入れつつも、冷静にジャブ、ハイキックで攻める。しかしリーのパンチも当たり、ジャッジは10-9で全員がリーに。
4R、叫んで気合を入れた町田はジャブから蹴り、詰めては組んでヒジを狙う。放れた距離からリーがワンツー。これで町田がスリップ気味にダウン。立って前に出る町田だがリーはアッパーからストレート。さらに再び縦ヒジを入れると町田の出血が悪化し再びドクターチェック。今度は即座にストップとなり、リーが半年ぶりの再戦を制した。
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