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【K-1】小澤海斗が延長戦でダウン奪い復活勝利

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2019/03/10(日)UP

ハイキックを繰り出す小澤

K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」

2019年3月10日(日) さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)

▼第1試合 スーパーファイト K-1フェザー級 3分3R延長1R
○小澤海斗(25=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-8
●覇家斗(28=K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)
※本戦判定0-0(29-29、29-29、30-30)

 第2代Krushフェザー級王者・小澤海斗は現在2連敗中、今年ジムを移籍し、心機一転して勝利を目指す。対する覇家斗も現在2連敗、小澤に対し「KOして引退に追い込む」と豪語している。共に崖っぷちの両者、生き残るのはどちらか。

 1R、ゴングが鳴るや小澤はいきなりダッシュしての飛びヒザ。覇家斗はこれをガードするとローキック。互いに距離を測りながら蹴りを出していく。覇家斗のローに小澤はワンツー飛びヒザを返す。前に出てくる覇家斗に対し、小澤はカウンターでパンチや蹴りを出していく。

 2R、ミドル、ワンツーで前に出る覇家斗に、小澤は下がりながらハイキックを合わせる。バックブローを見せる小澤。距離を詰めてくる覇家斗の攻撃を、小澤は冷静に見ながら距離を取り、近づけば密着して距離を潰す。

 3R、ハイ、回し蹴りを見せる小澤、覇家斗のパンチの連打に小澤が打ち返す場面も。覇家斗のハイキックに小澤がストレートを合わせ顔を跳ね上げる。終盤、覇家斗はヒザを連発して前に出続ける。3Rが終了し判定は29-29が2人、30-30が一人とジャッジ全員がドローの裁定で延長戦に突入。

 延長R、開始から激しくパンチを打ち合う両者。覇家斗がヒザを中心に攻め込むのに対し、小澤は左ストレートから前に出る。すると覇家斗のヒザに対し、小澤がカウンター左ストレートをドンピシャのタイミングで合わせダウンを奪う。覇家斗は立つと挽回を狙って前に出るが小澤は冷静に距離を取り、リングを周りながらバックブロー、回し蹴りなどを見せる。一発を狙う覇家斗をいなし、小澤がリードを保ったまま試合終了。延長判定を制し、小澤が連敗街道を脱出し復活の勝利を手に入れた。

※全試合結果はこちら

●編集部オススメ

・移籍し再出発の小澤海斗「迷いが無くなった。躊躇なく行く」

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