【K-1】林健太が卜部功也との同門対決を制し第三代ライト級新王者へ
K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」
2019年3月10日(日) さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)
▼第6試合 K-1 WORLD GPライト級(62.5kg)タイトルマッチ 3分3R延長1R
●卜部功也(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/王者)
延長R 判定0‐3 ※三者とも9‐10
〇林 健太(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/挑戦者)
※本戦判定0-0(三者とも29-29)
卜部功也は元スーパー・フェザー級初代王者、現第2代ライト級王者の2階級制覇者。昨年12月のライト級世界最強決定トーナメントに出場予定だったが、無念の負傷欠場であった。今回、フェザー級王座に挑む兄・弘嵩とともに兄弟同時王者になることができるのか。
一方、挑戦者の林は、卜部が欠場したK-1 WORLD GP 2018 K-1ライト級世界最強決定トーナメントの優勝者。昨年のトーナメントを制した凶拳の勢いそのままに格上卜部に挑む。
1R、オーソドックスに構える林、一方、サウスポーの卜部。ジャブの差し合いに卜部が先制を切って襲い掛かる。終盤林がロープ際に詰めて連打するも、卜部はすべてかわし、細かな攻撃を当てて主導権を握る。
2R、前へ出る林の攻撃にカウンターを合わせる卜部。林の右ストレートがヒットし、卜部を後退させる。卜部もストレートと左ミドルで押し返すが、林は前へ押し続ける。2分過ぎで卜部のミドルキックが林の下腹部に当たり、一旦試合中断。卜部が林のガードの上から左ミドル連打。しかし下がらない林。
3R、林がコーナーに詰めて卜部に襲い掛かる。林、パンチを上下に打ち分けプレッシャーをかける。卜部はカウンターを狙うも手数が減ってくる。林の右のストレートで卜部ぐらつくも必死で耐えるが、林はラスト20秒でパンチの連打。卜部は渾身のバックハンドブローを放つも空を切った。判定は3者29-29のドローで延長戦。
卜部ミドルキックで先制、林もパンチで応酬しコーナーに追い詰める。卜部さがりつつもストレートで迎え撃つ。カウンターをもらうも前へ出る林。林の右ストレートと右アッパーで、ふらつく卜部をさらにロープへ追い詰める。卜部も必死で反撃し、試合終了のゴング。判定は3者9-10で林の勝利となった。
新王者となった林は「毎日の練習や減量、プレッシャーなど辛いことが多くて、子供たちや周りへの対応が上手くできませんでしたが、がんばりました。これからもよろしくお願いします。」と、今回の試合にかけてきた苦労を語った。
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