【K-1】小宮山工介が華麗な足技&ステップで郷州征宜との再戦を制す
K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」
2019年3月10日(日) さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)
▼第8試合 スーパー・フェザー級(60kg)3分3R延長1R
○小宮山工介(32=K-1ジム北斗会館/K-1 WORLD GP第4代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント準優勝)
判定3-0 ※30-29、30-29、30-28
●郷州征宜(32=K-1ジム総本部チームペガサス/第6代Krushスーパー・フェザー級王者)
昨年3月の『K’FESTA.1』で対戦予定も、両者のトーナメント参戦により幻となっていた一戦が1年の時を経て実現。2人は2014年のRISEで対戦し、当時デビューから無敗の10連勝中だった郷州を小宮山が判定で破っている。難聴という障がいを持ちながら「耳が聞こえない同じ境遇の子供たちに希望を与えるために戦う」と語っている郷州、対する小宮山は空手仕込みの変幻自在の足技が武器。5年ぶりの再戦を制するのはどちらか。
1R、前に出てパンチを狙う郷州に対し、小宮山は距離をとりつつ顔面前蹴りやミドル、ローなど得意の蹴りを当てる。小宮山は近距離になるとボディへヒザを突き刺すが郷州は構わず前進を続ける。小宮山は郷州の圧をかわしつつ上下に攻撃を散らす。
2R、変わらず前に出る郷州はミドルキックや右ストレート。小宮山もパンチで応酬しつつ、ステップを使って郷州のペースに持ち込ませない。
3R、郷州は1Rとほぼ変わらないペースで前進して圧力をかけていく。対する小宮山は足を止めて打ち合う場面が増える。さらに小宮山は下がりながらも手数を出し、パンチを的確に当てる。近距離での打ち合いを狙う郷州だが、小宮山は距離が近づくと密着してパンチを当てさせない。判定は3-0で小宮山が勝利。ステップと手数で上回り5年ぶりの再戦を制した。
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