【RISE】チャンヒョン・リーが鉄拳でダウン奪い裕樹を返り討ち
RISEクリエーション
「RISE WORLD SERIES 1st Round」
2019年3月10日(日) 東京・大田区総合体育館
▼第11試合 RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament(Bブロック)1回戦 3分3R延長1R
〇チャンヒョン・リー(韓国/RAON/RISEスーパーフェザー級(60kg)王者)
判定3-0 ※29-26、29-26、30-25
●裕樹(日本/ANCHOR GYM/RISE三階級王者)
※リーが準決勝へ進出。
裕樹はRISE史上唯一の三階級制覇を達成し、長年にわたってトップ戦線で活躍してきたことから“ミスターRISE”と呼ばれるベテラン選手。今回の世界トーナメント開催の報を聞き、引退を撤回して臨む。
対するリーは“韓国の鉄拳”と呼ばれる強打で日本人トップクラスをことごとく撃破。現在はKNOCK OUTのアジアトーナメントにも参戦し、決勝戦進出を果たしている。
両者は2017年7月に対戦し、リーが2Rに3度のダウンを奪ってKO勝ちしている。このカードは裕樹が王座挑戦権を獲得しているためタイトルマッチで行われる予定だったが、トーナメント1回戦として行われることに。
1R、リーは左フックを顔面とボディに打ち分け、裕樹は左ローを蹴る。早くもリーは手数を多く出し、回転速くパンチを繰り出していく。蹴りにもパンチを合わせられる裕樹だが、それでも左ローを狙い撃ち。
多くのパンチを被弾しながらローを一発ずつ蹴っていく。しかし、連打にフラついたところに左フックをもらってダウンを奪われる。
2Rになると裕樹は戦法をガラリと変えてパンチで勝負を懸けるが、左フックでダウンを奪われる。パンチコンビネーションをフル回転させるりーにダウン寸前となる裕樹だが、左右フックを打ち返してヒットを奪う。もらっても打ち返す裕樹に場内からは大きな拍手が沸き起こる。数多く被弾しながらも諦めず打ち合いに行く裕樹。
3Rはパンチから左ローにつなげる裕樹。攻撃が当たるたびに場内からは逆転を期待する歓声が沸き起こり、裕樹も連打で歓声に応える。そして場内からは「裕樹コール」が沸き起こる。ラスト1分、手数が減ったリーだが右ストレートは強い。裕樹は前へ出てパンチを打ち、左ローを蹴る。
最後まで奮闘した裕樹だったが、大差の判定でリーが勝利。リーはマイクを持つと「裕樹選手が引退を懸けて試合に出たと聞きました。その裕樹選手の魂を受け、試合でローキックが見せられるように頑張ります。次の準決勝も練習して試合に出るので応援よろしくお願いします」と、裕樹の気持ちを引き継いでいくと語った。
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