【RISE】那須川天心の左ハイキックがさく裂、KO復活劇
2019/03/10(日)UP
RISEクリエーション
「RISE WORLD SERIES 1st Round」
2019年3月10日(日) 東京・大田区総合体育館
▼第12試合 RISE WORLD SERIES 2019 -58kg Tournament(Aブロック)1回戦 3分3R延長1R
〇那須川天心(日本/TARGET/Cygames/初代RISE世界フェザー級王者、ISKAオリエンタルルール世界バンタム級王者)
KO 3R 1分35秒 ※左ハイキック
●フェデリコ・ローマ(アルゼンチン/Dojo Serpiente/WKN世界ムエタイ58kg級王者、WKN世界K-1ルール58kg級王者)
※那須川が準決勝へ進出。
那須川が開催を待ち望んでいた世界トーナメントがついに開幕。大みそかのフロイド・メイウェザー戦以来となるリングに登場した。
1回戦の相手ローマはアルゼンチンからの参戦となり、RISEに参戦して那須川とも対戦したイグナシオ・カプロンチと同門。
WKN(World Kickboxing Network=世界的なネットワークを持ち、カリム・ベノーイ、ネイサン・コーベットなど有名選手たちが王座に就いている)世界タイトルなどを獲得しており、63勝(31KO)4敗1分の好成績でイグナシオの影に隠れていた実力者。
1R、ローマもサウスポー。ローマのパンチ、蹴りにさっそく左ストレートを合わせに行く那須川。ローマはブロックを高く上げて那須川のパンチを防ぐが、那須川は左ボディブローとヒザ蹴りをボディに突き刺す。那須川はローも蹴っていく。終盤にはバックスピンキックも繰り出す那須川。
2R、那須川の徹底したボディへのパンチとヒザを嫌がり、下がるローマ。ガードも下がり気味で那須川のパンチを被弾し始める。ローマもパンチをくr出して前へ出るが、当たるのは那須川のパンチばかり。那須川は胴まわし回転蹴りを繰り出して場内を沸かせ、顔面前蹴りも放つ。
3R、ローマの左ローをキャッチしての那須川の左ストレートが決まり、ローマがダウン。一気にラッシュを仕掛ける那須川。するとローマは右目上から流血。ドクターチェック後、またもラッシュを仕掛ける那須川。
トリケラトプス拳の構えを見せた後、ローマがパンチで前へ出ようとしたところへ那須川は右へ倒れ込むようにして右手をマットに着いての左ハイキック。これが見事に決まり、ローマは横倒しになってピクリとも動かず。那須川が大技でのKO勝ちで、大阪で開催される準決勝へ進出した。
那須川はマイクを持つと、「お久しぶりです。自分では思っていなかったんですが、復活という形がいいKOで出来ました。メイウェザー戦のことがあったので慎重になってしまった部分もあったんですが、冷静に攻撃をもらわず自分の攻撃だけ当てて最後に倒せたので良かったです。いろいろな団体がありますが、どこがいいとかではなくキックボクシングを最高にしていきたいと思います。次の2回戦はスアキム選手のリベンジマッチ。大阪を盛り上げられるのは俺しかいないと思う。今後も那須川天心に期待してください」と、満面の笑みを浮かべてアピールした。
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