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【K-1】危ない場面も、ピケオーが野杁を下し対日本人9戦無敗に

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2019/03/10(日)UP

右ストレートをねじこむピケオー

K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」

2019年3月10日(日) さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)

▼第14試合 日本vs世界・7対7 ウェルター級(67.5kg) 3分3R延長1R
●野杁正明(25=K-1 GYM EBISU FREE HAWK/第2代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)
判定0-2 ※29-30、29-30、29-29
○ジョーダン・ピケオー(28=オランダ/Krushスーパー・ウェルター級王者)

 日本vs世界・7対7の対抗戦、ウェルター級で激突するのは第二代スーパーライト級王者・野杁とオランダのピケオー。現在8連勝中、直近の5試合はKO勝利と絶好調、今回階級を上げての参戦となった野杁に対し、ピケオーはこれまで対日本人8戦8勝、野杁とは逆に階級を下げての参戦。かつて対日本人無敗だったゲーオに初めて土をつけた野杁がピケオー越えを果たすか、ピケオーが日本人キラーの実力を見せつけるか。

 ゴング前、両者が向かい合うと野杁と比べピケオーは一回りほど体の厚みがあるのが目立つ。1R、ロープに詰めてボディのピケオーに野杁はガッチリとブロックを固めてローを返す。ピケオーのジャブで野杁の顔が跳ね上がるが野杁はピケオーのパンチに左アッパーを合わせる。ピケオーの突き上げるようなヒザが野杁の顎を何度もかすめる。

 2R、ハイキックを出す野杁。ガードを固め、ピケオーと押し合うようにして近距離でローを出す。そして一旦距離を取ると野杁は左ハイ。これが顔面にヒットし、ピケオーが下がる。野杁はすかさず詰めて右ストレート、ボディで攻める。しかしピケオーも押し返して圧をかけるとショートのパンチを連打。これで今度は野杁が効いたか防戦一方に。ピケオーがガードのすき間に右ストレートをねじこむと、野杁も右ストレートをヒットさせる。ピケオーがバックスピンキックを出したところでラウンド終了。

 3R、このラウンドも両者ガードを固めながら押し合って近距離の戦い。互いにストレートがヒット、ピケオーは打点の高いヒザを打つ。野杁はピケオーのボディにカウンターでボディへのヒザを返す。終盤、ピケオーのアッパーが入り野杁の手数が減る。左右のフックからヒザを出したピケオーに、野杁がハイを返したところで試合終了。判定はジャッジ一人がドローも、二人がピケオーを支持、あわやという場面もあったが、ピケオーが対日本人無敗記録を9に伸ばした。

 試合後マイクでピケオーは、2試合前にウェルター級王座を防衛した久保に対し、「今の試合を見ていたか? 以前から対戦しようと互いに言っていて、今回クボも勝って自分も勝った。これでやらない理由がない、すぐに戦おう」とタイトルマッチをアピールした。

※全試合結果はこちら

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