【K-1】皇治が圧倒も不完全燃焼の判定勝利
K-1実行委員会
「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K’FESTA.2~」
2019年3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)
▼第18試合 日本vs世界・7対7 K-1フェザー級 3分3R延長1R
○皇治(29=TEAM ONE/ISKA世界ライト級王者)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-29
●ヤン・サイコ(23=ドイツ/ISKAドイツ・欧州・世界スーパー・フェザー級王者)
日本vs世界・7対7の対抗戦、セミファイナルの一戦。昨年3月には第2代スーパーフェザー級王者・卜部弘嵩から勝利する番狂わせをおこし、派手な言動でも注目を集める皇治。対するはドイツから参戦のサイコ。試合前サイコは皇治について「俺がレッスンして、自分のレベルを分からせる」と豪語しており、対する皇治は「相手にしてない」とサイコを一蹴。昨年12月に敗れた武尊との再戦へ向け、あくまで通過点でしかないとした。皇治が勝利で武尊へのリベンジロードを踏み出すのか、サイコの野望を早々に打ち砕くのか。
1R、互いにロー、皇治は飛び込んでワンツーから左右のフック、サイコは左フックからヒザを返す。プレッシャーをかけるのは皇治。サイコをコーナーへ詰めてワンツー、ロープ際ではボディを入れる。
2R、ワンツー、フックを振るう皇治に、サイコはロー、ミドルと蹴りで対抗。皇治はKO狙いの強いパンチを振るっていくも、サイコは前蹴りで突き放し、逆に距離を詰めたりして当てさせない。攻め続けているのは皇治だが、サイコも決定打は許さない。
3Rになるとサイコの手数が増える、ローキックにパンチのコンビネーションも混ぜて攻勢に出るサイコ。皇治は変わらず距離を詰め、近距離から強いボディも入れる。皇治はコンビネーションパンチを放ち、サイコがそのすき間にパンチを返す展開のまま終了。判定はフルマークで皇治。常に攻め続けたがKOはならず、不完全燃焼の勝利となった。
試合後マイクを持った皇治は「何で人ってこんな簡単に倒れるやろう…って言おうと思ってたんですけど、何で人は簡単に倒れないんですかね。いっちょまえにでかいこと言っるからしっかり倒さないとアカンかったけど、反省します」とコメントし、「俺は格闘技界を変えたいです、そのために今強くなろうと毎日必死こいてます。でかいこと言ってるんで命かけて格闘技界変える男になるんで、注目してください」と大きな決意を述べた。
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