【RIZIN】那須川天心が2Rで3度ダウンを奪いKO勝利「来月めちゃくちゃ強い相手と戦う」
RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.16』
2019年6月2日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホール
▼第14試合 ISKA世界フェザー級タイトルマッチ ISKAユニファイドルール 3分 5R(57.0kg)
●マーティン・ブランコ(30=アルゼンチン)
KO 2R 2分19秒
○那須川天心(20=TARGET/Cygames)
※那須川が新王者に
無敗の神童・RISE世界フェザー級王者の那須川天心にISKA世界バンタム級王者のブランコが挑む。
那須川と当初対戦が予定されていたのはISKAフリースタイル世界フェザー級王者・アメッド・フェラージ(25=フランス)だったが、5月22日に急遽対戦辞退を発表。この代役としてブランコに白羽の矢が立った。ブランコはISKAのバンタム級王者だが、今回はフェザー級と二階級上、それに心配は無いかとの問いに「フェザーで戦ったことはあり準備はできているので問題はない」との答え。前日計量では那須川より60g軽かったが、ほぼ同体重。2RでKO宣言しているブランコがどのような試合を展開するのか注目された。
1R 、サウスポーの天心と、オーソドックスのブランコ。那須川はインローを放つとブランコは大きな右フックを出す。踏み込んでワンツーを出すブランコはなかなか爆発力がありそう。そのパンチを那須川はバックステップでかわす。ブランコがハイを出せば那須川は飛び二段蹴りを返すがお互いクリーンヒットはない。
2R、那須川の左フック、オーバーハンドの左フックがブランコの頭部に続けてクリーンヒット。ブランコは右眉の上から出血。
再開すると、那須川は接近戦からのヒザ蹴りを効かせると左フックから左のミドルでダウンを奪う。立ち上がって再び向かってきたブランコに右ストレートを見舞い再びダウン、最後は左ヒザ蹴りでダウンを奪い那須川のKO勝ちとなった。
勝利し新たなタイトルを獲得した那須川は「ベルトは嬉しいですが、まだ満足ができないので次に向かいたいです。もうそろそろ世界に飛び立って試合をしたいと思ってます。今回は、(ブランコが)非常に気持ちが強くて大きなパンチを貰いそうになりましたけどマーティン(ブランコ)選手がいたからこそこういう試合ができたので感謝したいです。7月、世界最強を決めるトーナメント(RISE)やってるんですが準決勝でめちゃめちゃ強い相手(スアキム)です。大阪エディオンアリーナでやるんで是非応援に来てください」とファンにメッセージを送った。
那須川は7月21日(日)大阪・エディオンアリーナにて『RISEワールドシリーズ 2019 -58kgトーナメント』準決勝にてルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者のスアキム・PKセンチャイムエタイジム(23=タイ)と対戦する。スアキムは昨日6月1日に横浜にて行われたムエタイイベント『BOM』で2Rに4度のダウンを奪いKO勝利している。
ルンピニー二階級王者でもあるスアキムと那須川の対戦にも注目だ。
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