【BOM】スアキムが那須川との前哨戦で4度のダウン奪いKO勝利、名高は階級上げ勝利
BOMプロモーション
「BOM‐THE BATTLE OF MUAY THAI SEASON2 vol.2」
2019年6月1日(土)神奈川・横浜文化体育館
▼第10試合 BOMスーパーファイト ライト級(61.23kg契約) 3分5R
〇スアキム・PKセンチャイムエタイジム(タイ/ルンピニー認定スーパーフェザー級王者)
KO 2R22秒
●翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
ルンピニータイトルを保持するスアキムは現在『RISE WORLD SERIES 2019』に参戦中。7月には大阪で那須川天心との対戦が控えているが、大一番の前に自身の主戦場であるムエタイへの参戦を決めた。対する翔はINNOVATION&WMC日本ライト級の2タイトルを保持し、現在4連勝中。
1R、右ミドルで前進するスアキムに、翔は左ミドルを返していくも打ち合いになると右ストレートを被弾しダウンを奪われる。
翔は立ち上がるも、スアキムはカウンターの右ストレートで2度目のダウン奪取。ここで1R終了のゴング。
2R、前進するスアキムは右ヒジでのけ反らせて右ストレートをクリーンヒットさせダウンを奪う。最後に再び右ストレートを打ち抜いたスアキムが圧倒のKO勝ちを収めた。
▼第11試合 セミファイナル タイ国スポーツ協会ナーイ・カノム・トム・ライトフライ級王座決定戦 3分5R
〇名高・エイワスポーツジム(18=エイワスポーツジム/ルンピニー&ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者)
判定3-0 ※三者とも49-48
●ゲンカー・ヌンポンテープ(タイ/タイ国スポーツ協会ナーイ・カノム・トム・ライト級2位)
ラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムのミニフライ級の統一王者である名高・EIWASPORTS(18=エイワスポーツジム)が早くも複数階級制覇に向け発進。ライトフライ級初戦は”ムエタイの父”の名を冠するタイトルの王座決定戦に臨む。
1R、サウスポーに構える名高は距離を取り右ジャブと左ローでけん制。ゲンカーはジリジリと前に出ながら左右のロー、ミドルを飛ばし圧力をかける。
2R、大振りの右ローを蹴り込むゲンカーにカウンターの左ストレートを合わせるのは名高。前蹴りも交えつつ距離を保ち、遠くから飛び込みボディに膝を蹴り込む。ゲンカーは変わらず右ミドルを中心に前進し、接近戦ではヒジも見せる。
3R、ゲンカーが圧力を強め、右ミドルを放つ勢いのまま組み付き、至近距離で肘を振るう。ゲンカーの右ミドルをキャッチし、こかしを決める。
4R、名高が距離を保つように下がりながら左ミドルをヒット。要所で名高の右前蹴りから左ミドルが決まる。
5R、突進するゲンカーを前蹴りでいなす名高。至近距離で左右に体ごと移動し、サイドからヒザ蹴りをゲンカーに打ち込む。パワーと体格に勝るゲンカーは前進を続けるが、名高が距離を保ち切って判定をものにした。
試合後、名高はマイクを握り「階級を上げ始めての試合でしたが、パワーや圧力がまるで違い、いい経験になりました」と階級の壁を感じたことを語り、「次に向けてもっと良い試合ができるように練習します」と、ライトフライ級へ適応していくことをファンに宣言した。
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