【K-1 KRUSH】王者・江川優生が挑戦者TETSUを圧倒、3度のダウンを奪い瞬殺KO
KRUSH実行委員会
『K-1 KRUSH FIGHT.102』
2019年6月21日(金)東京・後楽園ホール
▼第7試合 ダブルメインイベント第1試合 K-1 KRUSH FIGHTフェザー級タイトルマッチ 3分3R(延長1R)
○江川優生(POWER OF DREAM/王者)
KO 1R2分14秒 ※右ストレート
●TETSU(月心会チーム侍/挑戦者)
※江川が初防衛に成功
江川は現K-1スーパー・バンタム級王者として、軽量級を牽引する武居由樹と同門。2014年からK-1グループに参戦し、18年6月開催の第2代K-1フェザー級王座決定トーナメントのリザーブファイトに抜粋された。同年11月の12戦目では西京春馬を破り王座を奪取。戦績は10勝(6KO)2敗1分。
対するTESTUは、K-1に出場した和島や椿原など若手強豪選手が揃う月心会所属で、ここ何戦かで急激に力をつけてきた関西のホープ。手数と攻撃のバリエーションを武器にBIGBANG王者の佐野天馬を撃破すると、タイトル挑戦を目前に控えた30戦近いキャリアを誇る伊澤波人を下して、挑戦者としてリングに上がる権利を得た。
1R、両者オーソドックス。早々に江川が左ローヒットからパンチを連打しTETSUをロープに詰める。TETSUはヒザ蹴りで長距離から攻めるが、江川はアッパー気味の右のパンチから左フックをヒット。コーナーに詰めたTETSUに左フックをヒット。コーナーによろめいたTETSUにさらに左フック重ねダウンを奪う。立ったTETSUは口から血を流しながら応戦するが右ストレートをヒットさせ2度目のダウンを奪われる。立ったTETSUに直線的に迫った江川は手を緩めずラッシュ。右ストレートを浴びたTETSUは3度目のダウン。江川が圧倒的なパワーでKO勝利をもぎ取った。
返還したベルトをわずか2分で自らの腰に取り戻した江川は、マイクを握りまず「勝負の世界なので残酷な結果になったが、TETSUはまだ若いのでまた挑戦してきて欲しい」と若き挑戦者をねぎらった。そして宮田K-1プロデューサーに向かい「次こそはK-1で試合を組んでください」とアピール。そして「まだ自分は夢の続きなので、これからも応援よろしく」と観客に次の挑戦を見守ってもらえるよう言葉を投げかけた。
試合後に控室に戻った江川は、「根性があって3回倒れても立ってくるので、挑戦者としての気持ちは感じた」と改めてTETSUの闘争心を評価。そして良い形で勝利できたことで「良い印象を与えられたので、よりK-1に向けた第一歩となった」と目標に向かって前進した手ごたえを感じていると告白。現K-1 WORLD GPフェザー級王者の村越優太(湘南格闘クラブ)への早期挑戦を改めてアピールした。
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