【DEEP】大塚隆史がハワイ武者修行帰りの高野優樹を判定で振り切る
DEEP事務局
『DEEP 93 IMPACT』
2019年12月15日(日)東京・大田区総合体育館
▼第21試合 DEEPバンタム級5分3R
○大塚隆史(T GRIP TOKYO)
判定3-0 ※30-27×2、29-28
●高野優樹(FIGHT FARM)
大塚は2009年にDEEPフェザー級王座を獲得。11年には同バンタム級王者決定戦に勝利し、2階級制覇を成し遂げた。その後DREAMやRIZINに参戦。持ち前のレスリング力と歯に衣着せぬ物言いで注目を集めてきた。5月大会ではトレヴィン・ジョーンズに敗れており、連敗は何としても避けたいところ。対する高野はレスリングをベースとするファイターで、2年間試合から遠ざかっていたもののハワイで武者修行を積み、今回復帰戦を迎える。
1R、左のロングフックを当てるのは大塚、高野は走るようなタックルで組みつくが大塚は受け止めすぐに離れる。高野は大塚がパンチに行ったタイミングにドンピシャでタックルを合わせテイクダウン。だが大塚もすぐに立つ。スタンドになると今度は高野のローに合わせて大塚がテイクダウン。ハーフガードで固めてコツコツパウンドを落とす大塚、高野は隙をついて立ち上がる。互いに長いパンチを飛ばすがヒットはない。
2R、互いにジャブを突く。リングの中心を取ってプレッシャーをかけるのは大塚。スタンドで見合う状態が長く続く。一瞬組みの攻防にはなるもすぐに離れスタンドへ。大塚はワンツーやローを当てる。高野がタックルで倒すも大塚はすぐ立つ。大塚はクリンチから頭部へパンチを当て、ラウンド終了間際にはスタンドで右を当てる。
3R、大塚はロー、ストレートを当て、逆に高野のパンチはしっかりと見てガード。そして高野が組みに来たところでがぶってヒザをつかせると、首を抱えたまま一気に引き込むように後転し上を取る。高野は何とか立つもスタミナが切れたか脚がふらつく。丁寧にジャブを突く大塚に思い切ってフックを振る高野。残り1分で大塚がテイクダウンに成功。上からパウンドをコツコツ落とし、最後はマウントからパンチを連打して試合を終えた。判定は3-0で大塚、貫録を見せて高野を振り切った。
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