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【DEEP】因縁の再戦は武田光司が大原樹理にアームロックを極め王座防衛

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2019/12/15(日)UP

武田(上)が3R、大原をアームロックで仕留めた

DEEP事務局
『DEEP 93 IMPACT』

2019年12月15日(日)東京・大田区総合体育館

▼セミファイナル DEEPライト級タイトルマッチ 5分3R
○武田光司(BRAVE/王者)
一本 3R 4分40秒 ※アームロック
●大原樹理(KIBAマーシャルアーツクラブ/挑戦者)
※武田が王座防衛に成功

 ライト級タイトルマッチは10月以来の再戦。『DEEP 92 IMPACT』で対戦した両者は、武田が放ったヒザ蹴りがローブローとなり、2R2分07秒時点のテクニカル判定で武田が勝利した。しかし、武田も納得がいかず、しっかり決着をつけたいとして、試合直後に再戦を直訴、DEEPの佐伯繁代表も再戦の実現に動くことを約し、今大会で再びタイトルマッチが行われることとなった。

 武田は抜群のレスリング力と豪快な投げ技を武器に活躍し、18年には北岡悟を下してライト級王座を獲得。大原はリーチの長い打撃を活かしてKOを量産してきたアグレッシブなファイター。再戦は王者の返り討ちか、挑戦者のリベンジか。

豪快な投げを決める武田(下)

 1R、ミドルで先制は大原。武田はサウスポーの構えからロングフックを振る。10㎝の身長差がある両者だが、大原のリーチをかいくぐって武田も積極的に打撃を出していく。大原のミドルに距離を詰め組みつく武田。四つから強引に投げを打っていくが大原は立つ。リーチを活かしたストレートやミドルを出す大原だが、武田は組みついてもろ差しから回転するように大原を投げる。大原も立つが武田もがぶりから離れた瞬間にパンチを放つ。両者動き続けたままラウンド終了。

 2R、武田は飛びこむような打撃から組みつきテイクダウン。立とうとする大原をグラウンドへ引きずりこみ、腕ごと抱えたヘッドロックのような形で大原を押さえつける。しかし大原も立ちスタンドへ。そして武田が再び組みついたところへ大原がボディへヒザ。これが効いたか武田が腰を引く。そして大原はさらにボディへヒザを入れたところ、これがローブローとなり一時中断。再開後パンチの打ち合いから武田が組みつく。スタンドバックから引き倒すようにして大原を亀の状態にすると武田がパウンドを連打。大原が立つもケージ際で再びテイクダウンすると武田はダースチョーク、さらにがぶりながらヒザを打つ。終盤一気にラッシュをかけた武田が優勢でラウンドを終えた。

 3R、開始すぐに武田がタックルでテイクダウン。立った大原にすぐ組みつくと、ダブルレッグのタックルで大原を引っこ抜き、高々と抱えて叩き落とす。さらに亀の状態の大原を固めてパウンド。武田がフィジカルとレスリング力を活かし大原をコントロールする。武田は大原が立ち上がろうとするたびに押さえつけて再び寝かせる。さらにがぶった状態から大原の胴を抱えるとカレリンズ・リフトの様に豪快な裏投げ。最後は消耗する大原の腕を抱えてアームロック。大原がタップし武田が一本勝利で防衛に成功した。試合後マイクを持った武田は、4月に参戦し敗れたRIZINへの再出撃を宣言した。

※全試合結果はこちら

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