【レベルス】バズーカ巧樹、丹羽圭介との“幻の対戦”制し王座奪取
REBELSプロモーション
『REBELS.65』
2020年8月30日(日)東京・後楽園ホール
▼ダブルメインイベント 第7試合
【無法島 presents】REBELS-BLACK 63kg級タイトルマッチ 3分3回戦(延長1R) BLACKルール
●丹羽圭介(TEAM ニワールド/王者)
判定0-3 ※29-30、29-30、29-30
○バズーカ巧樹(菅原道場/第10代MA日本スーパーライト級王者/挑戦者)
※バズーカが新王者に
両者の対戦は今年2月に実現する可能性があった。『KNOCK OUT』にて行われた「無法島Presents KNOCK OUT 64kg GRAND PRIX」(無法島GP)に両者は参戦し、丹羽は一回戦で古村匡平に惜敗。その古村と準決勝で対戦し、ダウンを取って勝利したのがバズーカだ。
今回の一戦は2月の無法島GP同様、漫画「無法島」の冠試合となった。丹羽は一回戦敗退の、バズーカは決勝敗北の雪辱を果たす絶好の機会となる。
1R、両者オーソドックス。バズーカが強烈な左ミドルで会場に快音を響かせる。丹羽が軽く左ローで様子をみるとバズーカは右ロー、左ハイと手数を増やし、バックハンドブローで会場をどよめかせる。丹羽の右ローの打ち終わりに左右ストレートを見せるバズーカ。手数はバズーカが多いが、丹羽も上手くかわし有効打を許さないままラウンド終了。
2R、バズーカが多彩な蹴り技からパンチのコンビーネーション。丹羽の右ストレートに合わせた右フックが丹羽の横顔をとらえる。右ストレートの交差直後にバズーカが返しの左フックをヒット。丹羽の打ち終わりにバズーカが合わせる展開が続き、丹羽の手数が増えない。
3R、バズーカが前進しプレッシャーをかけ、丹羽の打ち終わりに右フックをかぶせる。タイミングよくカウンターを合わせつつ、自分からも手を出すバズーカが丹羽に攻撃を許さない。ラスト30秒は打ち合いの様相となり、バズーカの左フックに合わせた丹羽の右フックがヒット。やや後退しながらもバズーカはカモンジェスチャーで丹羽を挑発する。終了直前にバズーカのバックブローに合わせた右フックがクリーンヒットし、ロープ際でバズーカが転倒。しかしゴングと同時のためレフェリーはダウンをとらず、試合終了を迎えた。
両者有効打を見せた一戦の判定は、ジャッジ3者が1点差をつけてバズーカの勝利を支持。バズーカが今年2月に実現しなかった”幻の対戦”を制し、新王者の座に就いた。
ベルトを腰に巻いたバズーカはマイクを握ると「つまんない試合をしてすみませんでした。次はもっと鍛え直して、西岡蓮太にリベンジします」と、2月のトーナメントで敗戦した西岡との再戦を誓った。
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