【K-1】高梨knuckle美穂、MARIと激戦は延長僅差で勝利、笑顔なく悔し涙(動画あり)
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~』
2021年3月28日(日)東京・日本武道館
▼第4試合 スーパーファイト/K-1 女子ミニマム級/3分3R・延長1R
◯高梨knuckle美穂(Y’ZD GYM)
延長判定2-1 ※10-9×2、9-10
●MARI(ナックルズGYM)
※本戦判定は1-1ドロー
高梨は19年5月に第2代Krush女子アトム級王座を奪取。20年6月よりさらなる強敵との対戦を求めミニマム級へ階級アップ。ここまで真美、MIOを連続撃破し高い実力を見せている。プロ6戦(2KO)無敗だ。
対するMARIは元NJKFミネルヴァピン級王者の肩書を持つ強豪。戦績こそ負け越しているが、15年、19年には『Girls S-cup』のメンバーに選出された実績を持ち、各団体の王者とも得意の右ストレートを武器に渡り合っている。今回がK-1グループ初参戦となる。戦績は38戦 11勝(1KO) 24敗 3分。
試合では序盤から高梨の圧力にMARIがスピードあるパンチ連打で返す。そして左のジャブで高梨の顎を上げる。続いて右ストレート、バックブローで攻めるMARI。高梨は圧力もパンチは少なく、MARIは当てさせない。
2R、高梨の圧力にサークリングで距離を取り、高梨の1発に3~4発返すMARI。中盤には徐々に高梨の圧力が勝り、右ストレートからミドルキック、ハイキックもヒットさせる。
3R序盤から打ち合い、高梨のパンチにしっかりMARIもパンチを返しヒットさせていく。高梨のストレートが入るとMARIのフックが入る。後半にはMARIのワンツーが入ると、高梨もワンツーをヒットさせる接戦。
判定は1-1でドローで延長に入る。
延長では序盤にMARIが積極的に打ちに行き、高梨もパンチを返しヒットを奪うが、徐々に後退。しかし後半には高梨がまた圧力をかけヒットさせる。ラスト30でさらに激しい打ち合いになり、そこでは手数、ヒット数ではMARIという印象。
判定に入る前には負けを覚悟したのかガッカリした表情を浮かべた高梨。判定が読み上げられ、それでも1人目は10-9高梨、2人目は9-10でMARI、3人目は10-9で高梨が勝利し7戦無敗に伸ばした。
2-1のスプリット判定で勝ちを拾った高梨だが、笑顔はなく、涙をこぼした。
▼この試合の動画
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