【K-1】玖村将史がキレキレの右ストレートで、ムエタイ強豪をKO(動画あり)
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~』
2021年3月28日(日)東京・日本武道館
▼第12試合 スーパーファイト/-56kg契約/3分3R・延長1R
◯玖村将史 (K-1ジム五反田チームキングス)
KO 2R 1分56秒
●ダウサコン・モータッサナイ(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)
玖村は実兄・玖村修平の背中を追って格闘技を開始。18年1月にKrushデビューを果たし、同年トーナメントを制し第6代Krushスーパー・バンタム級王座を手にした。同王座はすでに2度の防衛に成功。昨年3月の『K’FESTA.3』では当時無敗の金子晃大に初黒星をつけ実力を示した。
対するダウサコンはムエタイ二大殿堂のひとつ・ラジャダムナンスタジアムを主戦場に活躍。17年にWPMF世界スーパーバンタム級王座を手にした。日本での試合経験も豊富であり、小笠原瑛作、宮元啓介、栗秋祥梧ら国内強豪との対戦経験を豊富に持つ。
1R、素早いワンツーを当ててゆく玖村。ダウサコンは下がりながらジャブからミドルを出すが、玖村はステップバックでかわす。玖村のジャブ、左フックからの右のハンドスピードが目立つ。
中盤からダウサコンも前に出るが、玖村はガードの上から容赦なくパンチを叩き込む。ラストはダウサコンもパンチ一辺倒で打ち合いに応じるが、玖村のパンチの正確性が勝っている。
2R、玖村が前蹴りでダウサコンをロープまで吹っ飛ばす。”効いてない”というように顔を振り、前へ出るダウサコンに、玖村の鋭い右ストレートが入る。明らかに効いた様子のダウサコンだが、しぶとく前に出る。しかし玖村の左ストレートが入ると、ダウサコンがヒザを落とし、ダウン。
立ち上がったダウサコンに、玖村は落ち着きながらも右ストレートから左フック連打の猛攻。ダウサコンも前に出てパンチからミドルを蹴るが勢いが無い。玖村は、打ち合ってくるダウサコンの右に素早くステップイン。死角からの素早い左フック→右ストレートを叩き込むと、ダウサコンは仰向けに倒れ起き上がれない。すかさずレフリーが試合を止めた。玖村が得意のパンチを生かして見事なKO勝利。
玖村はマイクで「次はもっと強い相手を用意してください。K-1には55kg王座があるんですけど、(その上の)フェザー級も獲りにいくんで楽しみにしていてください」と二階級制覇を宣言した。
▼この試合の動画
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