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【K-1】城戸康裕が逆転KO勝利!初回ダウンを奪われるも最後は怒涛のラッシュ(動画あり)

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2021/03/28(日)UP

必死の形相でパンチを放つ城戸(左)

K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K’FESTA.4 Day.2~』
2021328日(日)東京・日本武道館

▼第15試合 スーパーファイト/K-1スーパー・ウェルター級/3分3R・延長1R
〇城戸康裕(谷山ジム)
KO 2分47秒 
●松下大紀(BELIEVE MAN)

初回にまさかのダウンとなる城戸(下)

 城戸はキャリア75戦を数える国内屈指の大ベテラン。2008年にはK-1MAX日本王者に君臨。第2代Krushスーパー・ウェルター級王者、MA日本ミドル級王者、WBKF世界70kg王者と数々のタイトルを獲得する輝かしい実績を誇る。今年3月の『K’FESTA.3』では第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントに出場するも、準決勝で和島大海に敗れトーナメント敗退。11月に所属ジム主催興行『スーパービッグバン2020』で藤村大輔を破り再起を果たした。

得意の左ミドルを放つ城戸(左)

 対する松下は試合前のフェイス・トゥ・フェイスでのにらみ合いがトレードマークの超攻撃的ファイター。4連敗で勝ち星がない年を過ごす不調な時期もあったが、その後3連続KO勝利と大復活。昨年1月の鈴木勇人戦での敗北を機に、スーパー・ライト級から一気に2階級アップ。今年1月のスーパー・ウェルター級初戦でEITOをKOで破る好スタートを切った。

逆転勝利を飾った城戸(左)

 1R、サウスポーに構えローを当てていた城戸だが、ダッシュして向かった松下が右ストレートを当て、そこからフォローした左フックで城戸からダウンを奪う。松下は試合を決めんとラッシュするが、城戸は試合巧者ぶりを見せ、間合いを保って攻めさせずに初回を終える。

「来年40歳、まだまだ頑張るからね」と勝利を喜ぶ城戸

 2R、インターバルでダメージから回復した城戸は左ミドルで自分を距離を作り、松下が再び前に出て打ち合いにきたところを右フックでダウンを獲り返す。立ち上がった松下は城戸の左ストレート、右フック、ハイキックをしのぐと再び前に来るが、城戸はここで右フックで2度目のダウンを与える。勝負に出た城戸は左右のフックでラッシュし、これで松下をとらえ逆転KOを決めた。

 勝利した城戸はマイクを取るも「ちょっと何言うか忘れちゃったから帰ります! 来年40歳、まだまだ頑張るからね」と短めに切り上げた。

全試合結果はこちら

▼この試合の動画

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