【K-1】カリミアン、元ボクシング王者・京太郎とのパンチ合戦を制す
K-1実行委員会
『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~よこはまつり~』
2021年9月20日(月・祝) 神奈川・横浜アリーナ
▼第20試合/スーパーファイト/K-1ヘビー級/3分3R・延長1R
◯シナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM)
延長判定 2-1
●京太郎(日本/チーム未完)
京太郎は元々旧K-1を主戦場とし、09年には第2代K-1ヘビー級世界王者に就いた。11年に転向したプロボクシングでは日本、OPBF東洋太平洋、WBOアジアパシフィックヘビー級王座を奪取。昨年突如K-1への参戦を電撃発表し、今年3月の復帰初戦でBigBangヘビー級王者の実方宏介をKOで下した。
対するカリミアンは18年に初代K-1クルーザー級王座決定トーナメントで優勝し、同級王座を奪取。しかし昨年11月にK-Jeeに敗れ、3度目の防衛に失敗。今年3月のK-Jeeとのダイレクトリマッチでは、バックハンドブローで逆転KO勝ちし、再び王座に返り咲いた。
【動画】カリミアンの“必殺”バックハンドブロー!京太郎がまさかの被弾
1R、カリミアンが左右ローを放つ。ガードを高く上げた京太郎は、隙あらば前脚へ右カーフキックを入れる。カリミアンは、ワンツーで京太郎をコーナーまで詰めるも、京太郎は落ち着いてクリンチ。ラスト30秒、京太郎のカーフでカリミアンがバランスを崩す。カリミアンが飛びまわし蹴り、飛びヒザも京太郎はクリンチ。
2R、京太郎がまたもカーフ。カリミアンがついに”伝家の宝刀”バックハンドブローを繰り出すが、京太郎は落ち着いてバックステップ。またもカリミアンの鋭いバックブローに、京太郎はクリンチ。カリミアンが飛びヒザ、右ハイと京太郎を詰める。ラスト1分、京太郎がパンチ攻撃に切り替え、右が軽くヒット。さらに京太郎の右ストレートがカリミアンのアゴを跳ね上げる。
3R、のっけからリング中央で打ち合いの両者。京太郎が右ストレートを伸ばすも、カリミアンもリーチの長いワンツーで応戦。打ち合いフックの応酬で京太郎が一瞬グラつく。京太郎は後退も、ここぞとばかりカリミアンがバックブロー。浅くヒットしたか、のけぞった京太郎の鼻から血が流れ出す。
カリミアンの長いリーチの右ロングフックが京太郎をとらえる。さらにノーガードで挑発しては左ジャブをヒットさせるカリミアン。
判定は29-29×2、 30-29カリミアン支持でドロー、延長戦へ持ち込まれた。
延長戦は、カリミアンが前へ出てワンツーをヒットさせる。京太郎がパンチを出すもカリミアンはガード。京太郎もパンチを繰り出すも、カリミアンはもっとこいとばかりに打たせてみせる。すると京太郎の左フックがヒット。次第に京太郎のボディが入り始める。右ストレートもヒット。ラスト1分、カリミアンは飛びヒザ、前蹴りで京太郎に圧力をかける。クリンチが多め。互いに決め手が無いままゴング。
判定は2-1でカリミアンが判定勝利。勢いと圧力で勝ったカリミアンが強豪・京太郎を制した。
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