【ONE】アンドラージがTKO勝利で新王者に!元UFCリネカーは流血で続行不能に
ONE Championship
『ONE FIGHT NIGHT 7』
2023年2月25日 (土・日本時間) タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム
▼バンタム級 世界タイトルマッチ
●ジョン・リネカー(ブラジル)
TKO 4R終了時
〇ファブリシオ・アンドラージ(ブラジル)
※アンドラージが新王者に
アンドラージは中国クンルンファイトや武林風で活躍したムエタイベースの実力者。20年7月にONEに参戦すると5連勝。昨年2月に佐藤将光に判定勝利した以外は全てフィニッシュ(3KO・1一本)だ。
対するリネカーは“鉄の拳”の異名を持ち、UFC12勝3敗の実績を提げ19年にONEに参戦。3連勝を挙げると、22年3月に王者ビビアーノ・フェルナンデスのタイトルに挑戦し、KO勝利で新王者に輝いたが、10月の前戦では体重超過により王座剥奪となった。
両者は昨年10月にタイトルマッチで対戦も、3R途中、アンドラージのローブローでリネカーが続行不可能になりノーコンテストとなっている。4か月ぶりの再戦で決着なるか。
1R、リネカーがボディストレートで前へ出てタックルでテイクダウン。アンドラージも立つがリネカーはそこへ左右のフックを当てる。リーチで上回るアンドラージはジャブを突きロー、前蹴りと長い攻撃で攻めると、近づいてきたアンドラージのボディへヒザを突き刺す。さらにアンドラージは終盤も右ストレート、左ジャブでリネカーをぐらつかせる。
2R、すぐにパンチを振って詰めていくリネカーだが、アンドラージは突き放して距離を取るとジャブを突く。それでもリネカーはカーフを蹴ると、またも組みに行くと脇を差してバックへ付きパウンドを当てる。アンドラージは立ち上がると落ち着いてジャブを当てていく。
3R、距離が遠くパンチがなかなか届かないリネカーはカーフキックを蹴っていく。アンドラージは変わらずジャブ中心に攻めつつ、リネカーのタックルもしっかり切る。手詰まり状態のリネカーはフックを振り回し、サイドタックルにも行くが逆にアンドラージにトップを取られてしまう。
4R、リネカーの右オーバーハンドがテンプルを捉えアンドラージがぐらつく。しかしアンドラージはすぐ立て直すと、サウスポーにスイッチしワンツー、テンカオを当てていく。フルスイングの右、タックルで前へ出るリネカーだがアンドラージを崩すことはできず。最後はアンドラージが左ストレート、アッパーを当ててラウンドを終えた。
するとインターバル中にゴングが鳴らされ試合終了。リネカーの右まぶたが大きく切れており続行不可能と判断された模様。アンドラージがノーコンテストに終わった昨年10月以来の再戦を制し、悲願のタイトルを獲得した。
▶︎次ページは【動画】アンドラージの怒涛のラッシュ、リネカーと大激闘!
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