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【ONE】“チームラカイ”キンガッドが総合力で快勝!インドネシア新鋭サプトラの連勝をストップ

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2023/02/25(土)UP

キンガッドが総合力でサプトラに快勝!©️ONE

ONE Championship
『ONE FIGHT NIGHT 7』
2023年2月25日 (土・日本時間) タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム
▼MMAフライ級マッチ
●エコ・ロニ・サプトラ(インドネシア)
判定0-3
〇ダニー・キンガッド(フィリピン)

キンガッドが打撃でもサプトラを圧倒する©️ONE

 キンガッドはフィリピン名門チームラカイ所属。散打仕込みの打撃に加え、寝技でもフィニッシュできる力を持ち、これまで若松佑弥、和田竜光、池田仙三ら日本人のトップ勢に勝利している実力者だ。

 対するサプトラはインドネシア国内王者の実績を持つレスリングと、5歳から始めたボクシングをベースとし、これまでONEで7勝1敗、勝利した試合は全てフィニッシュしており、デビュー戦で敗れて以降7連勝している。

 1R、タックルに入ったキンガッドが脇を抜けてバックを奪取。細かいパウンドを当てていくが、サプトラも反転して脱出すると上から思い切りパウンドを落としていく。トップからヒールフックも狙っていくサプトラだがキンガッドはタックルからトップを取り返すとマウントへ。しかしサプトラも強靭なフィジカルを活かして強引に抜け出す。

キンガッドが貫禄の勝利©️ONE

 2R、サプトラがタックルでテイクダウンするが、キンガッドも上を取り返し、そこからサプトラがブリッジで脱出と、グラウンドでは互いに上を取り合う。しかし中盤スタンドになるとキンガッドが攻勢。ボディ、ローを当てると飛びヒザ。左フックで前へ出る。下がるサプトラもオーバーハンドのパンチを返すがキンガッドの勢いは止まらない。じりじり詰めるとバックヒジ、左ストレートも当てる。

 3R、サプトラがシングルレッグでテイクダウンもキンガッドは上手く対処するとタックルで上を取り返す。サプトラのブリッジに合わせてバック、さらに腕十字を仕掛ける。腕を抜いてトップを取るサプトラだがすぐにバックを取り返され今度はチョークを狙われる。最後は猪木アリの状態から上のサプトラが、飛び込むようなムーブも見せる中、試合終了。

 判定は3-0でキンガッド。打撃、レスリング、寝技とオールラウンドな強さを見せて7連勝中の新鋭をストップした。

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