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【ボクシング】小國以載が偶発バッティングで頭部カット流血、カシメロ戦は負傷ドローに＝結果

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2023/10/12（木）UP

カシメロとのバッティングで小國が流血、4回レフェリーストップでドローに

　10月12日（木）東京・有明アリーナで行われたプロボクシングのメインイベント［スーパーバンタム級10回戦］の元3階級制覇王者ジョンリエル・カシメロ（34＝フィリピン）と元IBF世界スーパーバンタム級王者の小國以載（35＝角海老宝石）の対戦は、小國が4R途中に偶発性のバッティングによる頭部カット。試合続行不可能と判断され、負傷引き分けとなった。

【フォト】カシメロの豪腕がヒット！小國のアッパー！バッティングの瞬間も

　小國は世界王座獲得後、一時は現役引退を表明していたが、18年12月に現役復帰。2連勝の後、昨年5月の栗原慶太戦で4回負傷判定で引き分け。以来1年5ヶ月ぶりの試合となる。

バッティングの瞬間（会場の大型スクリーンより）

　対するカシメロは日本のリングに初登場。昨年12月に赤穂亮をKOするなど強さを見せつけている。

　試合は序盤からカシメロが左右フックを振り回しながら、一発KO狙いの猛ラッシュ。それに対し、小國は鉄壁のディフェンスで冷静に対処。

　2R、カシメロの豪打を被弾し、小國がぐらつく場面もあったが、小國は前に出ながら、ワンツー、ボディを確実に当てると、カシメロの動きが止まり始める。

　一進一退の攻防で迎えた4R途中、カシメロが飛び込んで左フックを放つと、カシメロの頭が小國の頭部に直撃し、頭部カットで流血。

　ドクターチェックの後、試合続行は不可能と判断され、試合がストップ。4R27秒、この試合は負傷引き分けの結果に終わった。

※全試合結果はこちら

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