【ボクシング】井上岳志が“剛腕”ワンツーで6回KO勝利、アジア王座V2成功し「もう一度世界目指す」
10月12日(木)東京・有明アリーナで行われたプロボクシング[WBOアジアパシフィック・スーパーウェルター級タイトルマッチ]では、王者・井上岳志(33=ワールドスポーツ)が、ティラナン・マツァリ(23=タイ)を6回2分2秒TKO勝利。井上は二度目の防衛に成功し、世界挑戦を照準に入れた。
王者・井上は国体優勝の経験を引っ提げデビューすると、17年4月に日本王座を獲得。11月にOPBF&WBOアジアパシフィック王座も戴冠し、3つのベルトを保持した。19年に無敗のまま世界挑戦するも失敗。その後も世界への足掛かりを求め、現在は19勝(11KO)2敗2分。
相手のマツァリはアジアパシフィック同級15位で、戦績は27勝(7KO)2敗。14歳でWBCアジアのライト級王座を戴冠し、19連勝を記録したこともあると言う。
試合は序盤から身長・リーチで上回る井上がプレッシャーをかけワンツー、ボディへの右ストレート。マツァリはガードを高く上げ、時折左ボディを入れるのみで消極的だ。
互いに慎重な様相で、なかなか試合が動かない。
試合が動いたのは5回、井上がプレッシャーを強め、ジャブからの右打ち下ろしを狙ってゆく。ジャブでマツァリの動きが止まる。そして下がったマツァリに井上の渾身のワンツー!クリーンヒットし、マツァリがダウンした。
立ち上がったマツァリだが、井上はロープに詰めワンツー連打、さらには左ボディ!またもマツァリがダウン。
残り10秒、マツァリが打ち合いに行き、ゴングに救われる。
6回も井上が猛攻、ロープ際で左の打ち下ろしでグラつかせると、ガードを突き破るワンツーをヒット!マツァリが崩れ落ち、レフリーが試合を止めた。
井上はマイクで「相手はジャブが見えていなかったので、右を入れて倒れた。相手はすごく目が良かった。見えないパンチを入れないとと、途中で作戦を切り替えた」とコメント、さらに「来年、世界の強豪と戦ってもう一度世界を狙っていきたい」と照準を合わせた。
▶︎次ページは【フォト】井上が右ストレートやボディでダウンを奪う瞬間
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