TOP > 試合結果個別

【ボクシング】アマ10冠・藤田健児が元世界ランカーにダウンを奪う完勝、ライバル・堤駿斗の東洋王座へ駒を進める

フォロー 友だち追加
2023/10/12(木)UP

藤田はこの左でダウンを奪った

 10月12日(木)東京・有明アリーナで行われたプロボクシング[フェザー級8回戦]では、藤田健児(27=帝拳)がジョー・サンティシマ(フィリピン)を3-0(78-73、79-72×2)の完勝で勝利した。

ダウンするジョー

 藤田はアマ10冠の戦績を引っ提げ、21年にデビューし、4戦全勝(29=2KO)。元DEEPフライ級暫定王者・藤田大和や元OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級暫定王者・藤田和典らを兄に持つ格闘一家の末っ子だ。

 藤田は19年の全日本ボクシング選手権決勝で堤駿斗に敗れ、東京五輪を逃した。
 その堤が今年5月、OPBF東洋太平洋フェザー級王座決定戦で争い判定完勝した相手が、サンティシマだ。
 サンティシマは世界挑戦の経験も持つ強打者で、22勝(19KO)6敗の戦績を持つ。
 現在は藤田がOPBF東洋太平洋10位でサンティシマが同8位。藤田にとって王者・堤へのリベンジへ近づくため負けられない一戦だ。

 サウスポーの藤田はサークルしてはノーモーションの左。
 1回中盤に一瞬の隙を突いた左ストレート!サンティシマがマットに手をつき、ダウン。

勝利した藤田

 その後も藤田が強烈な左ストレートで、前へ出るサンティシマの顔を跳ね上げ、さらにはグラつかせる。

 4Rからはサンティシマが詰めては大振りの右を振るが、藤田は左のボディやアッパー。6Rには藤田も打ち合いに行き、単発の左右連打も、サンティシマの左もヒットする。

 最後まで藤田がペース・距離を支配し続け優勢、サンティシマも堅いガードから起死回生の右を狙い続けた。

 藤田はマイクで「倒したいというのがあったが、前半にその気持ちを使いすぎた」と振り返る。さらに「ランキング上がってくれると思うんで、来年には日本か地域タイトル狙って、世界を狙っていきたい」と意気込んだ。

※全試合結果はこちら

●編集部オススメ

・【テレビ・配信】10.12 カシメロvs小國以載は何時から? ボクシング 生中継・放送・配信情報

・カシメロが全力マッスルで計量パス!井上尚弥戦を見据え「明日は小國をKOする」=10.12

・“ドッキリ衣装”のラウンドガール、念願の“サーフィン体験”水着姿に「パーフェクトボディだ」と話題

・【結果・速報】10.12 カシメロvs小國以載、栗原慶太vsサルダール、井上岳志vsマツァリ ほか 全試合 結果 速報=ボクシング

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

関連記事

」をもっと見る
●新着情報

TOP > 試合結果個別