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【RISE】中野椋太がモルドバ強豪モラリに敗戦、対抗戦はGLORYが先勝

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2023/12/16（土）UP

中野（右）がモラリに判定で敗れた

RISEクリエーション株式会社
『RISE WORLD SERIES 2023 Final Round』
2023年12月16日（土）東京・両国国技館
▼第8試合　RISE×GLORY　ウェルター級（-67.5kg） 3分3R延長1R
●中野椋太（日本/誠至会/第3代RISEウェルター級王者、S1世界ウェルター級王者）
判定0-2　※29-30、29-29、28-30
〇ペトル・モラリ（モルドバ/Kickboxing fearless/WKU世界-65kg王者）

ボディに蹴りを入れるモラリ

　中野は第3代RISEウェルター級王者、S1世界ウェルター級王者などを獲得してきた5冠王。昨年8月チャド・コリンズにKO負けを喫するも、今年7月に前RISEミドル級王者イ・ソンヒョンをバックブローでKOして再起した。

　対するモラリは8戦7勝1敗でバックスピンキックを得意技とするWKU世界-65kg王者。総合格闘技にも挑戦しており、今年2月の試合では三角絞めで敗れている。

ミドルキックで攻める中野

　1R、中野がハイキックで先制もモラリはローを当て返す。中野がさらにロー、ミドルと放ってもモラリは予備動作のないストレート、右フックと打ち分け中野に迫る。

　2R、中野はミドルキックでモラリを止めんとするが、モラリは蹴りを手で受け流し、そこからパンチを振るう。ジャブと右ミドルでモラリの進入を妨げる中野だが、モラリはバックスピンキックをボディと顔に繰り出す。

バックブローを繰り出す中野

　3R、中野は前に歩み出て前回ソンヒョンをKOしたハイからのバックブローを見舞うが当たらない。ミドル、ローと蹴りで攻めさらに行かんとする中野だが、モラリにキャッチから崩され前に出られない。

　判定30-29、29-29、30-28の2-0でモラリ。勝利してマイクを持つとファンとチームに感謝を告げた。

※全試合結果はこちら

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